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2017.04.22

しつけ・問題行動

『イヌの社会化期』

こんにちは。
動物メディカルセンターグループ獣医師の岩木です。

今回は、私の新しい家族『もぐ』のお話をしようと思います。
モグは、2ヶ月のラブラドールレトリバーの女の子です。少しやんちゃで甘えん坊な性格です。

北大阪ペットメディカルプラザに毎日一緒に通勤しています。子犬の2ヶ月から4ヶ月は社会化期にあたるため、色んな人や動物、ものに触れ合って欲しいと考えるからです。

犬の社会化期とは、外界からの刺激を受けて犬が人間社会に適応していくための大切な時期です。この時期に受けた様々な刺激は、今後の犬の性格や行動に大きな影響を与えます。つまり、この時期に犬の性格が決まるといっても過言ではありません。

さらにこの時期は、恐怖心よりも好奇心の方が勝るため、刺激に対して前向きに捉えてくれます。もぐには、色んな人や動物に対して過剰に怖がらないようにこの時期から慣れてもらおうと毎日一緒に通勤しています。

北大阪のスタッフの皆さんのおかげで人間大好きな性格になってきています。またお座りやトイレトレーニングも出来るようになりました。

さらにこの時期に大切なのが、似た月齢の子犬たちと遊ぶことです。無邪気なこの時期に一緒に遊ぶことで自分の噛む力加減などを覚え、他の犬とのコミュニケーションを学びます。
繰り返しになりますがこの時期に子犬同士で遊ぶことはとても大切なのです!

しかし、似た月齢の子達と出会うことや遊ぶ機会はとても少ないのが現状です。

動物メディカルセンターグループでは、社会化期の子犬同士でコミュニケーションがとれる場をつくり、さらに専門家による社会化期の適切な過ごし方をお伝えする場(子犬幼稚園)を行っております。

・はじめて犬を飼って不安な方
・インターネットの情報が多すぎてどれが正解かわからなくなってしまった方

大事なこの時期には、ぜひ動物メディカルセンターの子犬幼稚園に参加しましょう!

次回のブログ更新予定は、5月13日予定です!

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