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2019.09.28

食事のこと

投薬の新たな救世主、『投薬用ちゅ~る』

こんにちは、動物メディカルセンター茨木 動物看護師 大盛です。

突然ですが、おうちの子はお薬上手に飲めていますか?
時々、お薬をお渡しした飼い主様からなかなか上手に飲ませられない!とご相談をお受けする事があります。
お口を触られるのが苦手な子、直接お口に投薬するとよだれが溢れ出てしまう子、飲んだフリをして後からこっそり吐き出す子…
飲ませられないにも様々なパターンがあります。
実は院内猫のぎんくん・たろうくん、そして院内犬のアポロンくんもお薬が苦手でして…
投薬になると全身を使って嫌がったり、後でこっそり隠れて吐き出そうとしている事も

時にお薬は毎日付き合っていく事になりますが、なるべく負担を抑えてあげたいものですよね。
そんなお薬が苦手な子たちにが少しでも楽にお薬を飲めるよう、当院では『投薬用ちゅ~る』を販売しています!

 

そんな疑問に答えるため、今回は投薬用ちゅ~るの使用時のポイントを私が実際に使用した感想も交えてご紹介します!

ポイント①
通常のちゅ~るに比べて粘度が4倍!
試しに出してみると…

そうなんです!
市販のちゅ~るがやや液状なのに対して投薬用ちゅ~るはやや固形状になっています。
このちゅ~るならごはんに混ぜ込みやすい粉薬はもちろん普通のちゅ~るでは混ぜにくい錠剤のお薬もしっかり包み込んで与える事ができるんです!!

ポイント②
市販のちゅ~るとほぼ変わらないおいしさ!
わんちゃん用はとりささみ味、ねこちゃんはまぐろ味とペットちゃんたちに大人気のお味で作られています。
風味も香りもほぼ変わらないので苦手なお薬もご褒美感覚で飲む事ができるんです!


ポイント③
とにかく使いやすくて与えやすい!

結論から言うと投薬用ちゅ~るはとても使いやすかったです!
お薬自体の匂いがちゅ~るによって軽減され、少量のちゅ~るでもお薬をしっかり混ぜ込む事ができたのはとてもお手軽で便利でした。
今回協力してくれたアポロンくんたちも、お薬には全く気付かず「ご褒美だ!」と大喜びで飲んでくれたのでホッと一安心…

また、市販のちゅ~るにありがちな液だれがないため、指にしっかり乗せてお口に入れる事ができました
「ごはんは大好きだけどお薬だけ残してしまう」「おうちの子がお薬デビューする事になった」、「お薬タイムの時だけの特別なご褒美としてあげたい」…
そんなペットちゃんたちにぜひ一度お試して頂きたいです!

当院では受付にて1本からの販売を行っておりますのでお手軽にお試し頂けます。
投薬用ちゅ~るが気になる方はお気軽にお近くのスタッフまでお声かけくださいませ!
お薬のお悩みについても、ぜひ投薬のプロである私たちにご相談下さいね!

2017.12.23

食事のこと

強制給餌の方法

こんにちは。動物メディカルセンター茨木 看護師の塩見です。
今回は『自分でご飯を食べられない子の給餌方法』についてお話します。

体調不良や病気などが原因で、食欲がわかなかったり、食べる気力がなくなってしまう子達がいます。
そのまま何日もご飯を食べないでいると、一気に体重が落ち、どんどん弱っていってしまいます。
そんな時は状況に応じて、私たち飼い主がご飯を食べさせてあげる必要があります!

当院へ通院されている動物たちの中にもそのような子は少なくありません。
病院にいる間は看護師が食事を食べさせることができますが、
お家ではどうやって食べさせればいいのか分からない!嫌がって暴れる!飲み込んでくれない!など、
苦戦されているお声を良くお聞きしますので、少しでも参考にして頂ければと思います。

【準備して頂くもの】

      

・カテーテルチップ                ・シリンジ各大きさ
(強制給餌用のシリンジです。フードが通りやすいよう先端が太くなっています。)

・口周りを拭く用のタオル
・嫌がる子はエリザベスカラーやバスタオル

【方法】
基本的には流動食や缶詰など飲み込みやすいフードを使用します。
ドライフードを使う場合は芯が残らないようにしっかりふやかすと、シリンジを通す事が出来ます。

《シリンジを使用して行う場合》
・顔を軽く固定して、口の中にシリンジの先を入れ、フードを”少量”流し込みます。


《手で行う場合》
・指に少しフードをのせて、上顎になすりつけます。

【注意点】
・1回の時間は、長くても15分以内に終えましょう!
長時間すると疲れてしまう為、嫌がったりして時間がかかる子は
短時間を頻回にしてみて下さい。

・はじめは少量からスタートし、食べられそうなら少しずつ増やしましょう!
はじめから一度にたくさん食べさせてしまうと、苦しくなって嘔吐してしまう事があります。
少しの量から始め、しんどくなく食べられそうなら徐々に1回量を増やしていきましょう。

・無理はせず、しんどくなる前に終わりにしましょう!
はじめは嫌がっていても、毎日続けていくと飼い主様も慣れてきてスムーズに食べてくれるようになる事もあります!

ですが、激しく嫌がる、お口に入れられない、1日量食べられない!など上手くいかない場合は
病院でもお手伝いいたしますので私たちにご相談下さい。
みんなで長寿を目指しましょう。

今回が年内最後のブログとなります。
今年も1年間ご愛読いただきありがとうございました。
皆さまはどのような2017年を過ごされましたでしょうか。
来る2018年もスタッフ一丸となって皆様と小さな家族の幸せな時間をお手伝いしていきたいと思っています。
どうぞ良いお年をお迎えください。

動物メディカルセンター 院長 北尾貴史 スタッフ一同

2017.02.11

食事のこと

ぎんちゃんのフード切り替え体験談

こんにちは、動物メディカルセンター茨木 看護師の大盛です。
突然ですが皆さん、処方食についてご存知ですか?
今回は茨木病院のアイドルぎんちゃんが行ったフードの切り替えについてお話します。

以前のブログでも紹介した茨木病院の小さなスタッフ、日本猫のぎんちゃん。
毎日のんびり過ごしている彼ですが少し前までとある悩みがありました。

それは『便が硬く、血が付くようになった』事です。
何度か続いたため、まずは診察で全身の状態チェックと便に異常が出ていないか便検査をすることになりました。

診断としては『便秘による出血』で、ここから便軟化剤の服用と定期的な診察&点滴がスタートしました。

(スタッフ)必ず解決するからね(;0;)

「どうすれば出血をなくし良便を出してくれるのか?」
治療により、症状は良化傾向にあったものの完治とまではいかず、、、
スタッフの心配が深まる一方で食事の提案が出ました。

「今回は腎臓の事を考慮しつつ消化器に向けた食事に変えてみよう!」

ぎんちゃんは泌尿器系が弱いため、今までPHコントロールという下部尿路疾患にむけた処方食を維持食として食べていました。
しかし、今回は便が硬い事と出血が続くこともある為、症状を抑えるのを優先する為消化器サポート(可溶性繊維)という便秘の猫ちゃんに向けた処方食に切り替える事にしました。

食事を切り替える時には気をつけるべきポイントがあります。

①食事内容をすぐに切り替えない
急な切り替えは下痢や食欲低下につながる場合があります。
約1週間ほどかけて以前食べていたお食事を減らしつつ新しい食事に切り替えて下さい。

②給餌量は定期的に確認!
体重や年齢によってあげるべきごはんの量も変化してくるので、こまめに確認しましょう!

③処方食への切り替えが必要な場合は必ず受診&検査を!
今回のぎんちゃんのように何か疾患を持っているこの場合、食事の切り替えには十分注意が必要です。

こうして上記のポイントを参考に定期的な尿検査と診察をしつつ、ぎんちゃんの食事の切り替えがスタートしました。

数十日後には便もちょうど良い硬さになり出血も落ち着き、現在でも便の状態はキープできています!

最近では多種多様の食事が販売されています。
それと引替えに間違った食事のトラブルも起きやすくなっているのが現状です。
今食べている食事が本当に合っているか、まずは一度診察の際に先生にご相談ください。
また、大切なペットちゃんたちのお食事でお困りの事があればいつでもスタッフにお声かけ下さい。

2015.10.29

食事のこと

大阪の動物メディカルセンター(茨木・高槻・箕面)での入院・ペットホテルのお世話》パート2~ごはんを食べない子~

こんにちは。動物メディカルセンター茨木 看護師の塩見です。

今回はお預かり中にごはんを食べない子についてどんなお世話を行っているかお話します。
お預かりする子の中には、環境が変わった緊張やストレスで全くごはんを食べない子がいます。
お腹はすいているでしょうがそれ以上にお家とは違う環境に戸惑いごはんどころではないのでしょう。

そんな時の看護をお話します♪

●食べるふりをして、『おいしいよ~』と言ってみる。

●猫ちゃんの場合、お部屋にカーテンをしたり、隠れられる場所を作る。
⇒怖がっている猫ちゃんは、誰も見ていない時に食事をすることが多いです。

●ドライフードをふやかしてみる、缶詰なら少し温める。
⇒そうすることで匂いが強くなり食欲がわいてきます!

●少し口に入れてみる。
⇒一口食べると勢いがついて食べ始めます!


●最終手段は強制給餌
⇒何をしても食べない子には手やポンプでお口の中にごごはんを入れます。
そうするうちに食べ始める子もいますし、口に入れたらペロリと食べちゃう子もいます!

場合によってはドクターに点滴をしてもらう子もいますが、食事の工夫だけでなく、速く環境に慣れるように接し方やお部屋など他の部分もその子が緊張しないように考えています。

ペットホテルは、大阪の動物メディカルセンターにお任せください!