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2023.02.26

日記病院からのお知らせ

愛玩動物看護師

こんにちは。

リハビリテーションとしつけ関係を担当している小池です。

去る2023年2月19日は記念すべき「第1回愛玩動物看護師国家試験」の日でした。

結果はまだ先ですが、当院からも数名のスタッフが受験しました。

これを読まれている飼い主さんは、『???』と思っているかもしれませんね。

実は、これまで動物看護師の資格は国家資格ではなく、動物看護師統一認定機構が認定した民間の資格でした。

動物看護師を国家資格に!という動きは何年も前から起こっており、愛玩動物看護師を国家資格とする法案が全会一致で参議院を通過、可決したのが2019年6月21日。

そして2020年10月9日には、その愛玩動物看護師法の施行日を2022年5月1日とする政令が閣議決定されました。満を期しての第1回の試験が、今回の国家試験というわけです。

動物看護師の役割は多岐にわたっていて、当院でなくとも今や動物病院にとって欠かせない存在になっています。日々進歩し続ける獣医療に関わるため、新しい知識や技術も必要で日々勉強も欠かせません。

それが、国家資格となることで、さらに業務範囲がより拡大しかつより専門的になり、飼い主の皆様からもっと信頼され頼りになるような動物看護師が増えてくれると思っています。

当院のスタッフも、日々動物達が苦痛を感じず快適に過ごせるように、飼い主様と暮らす日常が幸せでありますように、常々考えながら業務に当たっています。

何か気になることや、ご相談などがございましたら、些細なことでも構いませんのでいつでもお声掛けくださいね。

2022.01.01

病院からのお知らせ

2022年 あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます

2022年は雪の元旦となりましたね❄️

うっすらと積もった雪の上にワンちゃんの足跡が!なんてカワイイ、新年からいいもの見たなぁという気持ちです😊

今年のお正月は久々の再会でご家族親戚が集まることが多いかもしれません。いつもとお家の中の様子が違うと“ワンちゃんネコちゃんに事件発生!”となることが多いです。特に誤食にはくれぐれもご注意ください⚠︎

箕面病院はお正月診療を行なっておりますが、病院に行かねばという事態にならないのが一番です。どうぞご家族皆様で良い時間をお過ごしください🐶😺

 

今年も動物メディカルセンターは小さな家族の健康と飼い主様の笑顔を守るために頑張ります!どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

2022年1月1日 動物メディカルセンター 院長 北尾貴史

2020.10.10

病院からのお知らせ

私の名前は金崎 一毅です!

ブログをご覧の皆様初めまして!!

今年度より動物メディカルセンターで勤務することになりました、
獣医師の金崎 一毅(かなざき かずき)と申します!
まだまだ至らぬところが多い若輩者ではありますが、
一意専心の気持ちで獣医療に取り組みたいと思うので
よろしくお願い致します。
堅苦しい挨拶はここまでにして、
多くの新人獣医師が通るであろう難関の一つに採血があげられます。
皆様はワンちゃんやネコちゃんのどこの部位から採血するかご存じでしょうか?ワンちゃんの場合は、後ろ足の外側に斜めに走る外側伏在静脈(がいそくふくざいじょうみゃく)や前足の前側辺りの橈側皮静脈(とうそくひじょうみゃく)から

ネコちゃんの場合は、後ろ足の内股辺りにある大腿静脈(だいたいじょうみゃく)や
橈側皮静脈(とうそくひじょうみゃく)から採血することが多いです。

では、ここで一つ問題です。
下の写真はワンちゃんの後ろ足ですが、外側伏在静脈はどこを走行しているかわかりますか?

さて、どうでしたか?
正解はこちらです。

続いてもう一問、ネコちゃんの血管についての問題です。
下の写真はネコちゃんの内股の写真ですが、大腿静脈はどこを走行しているでしょうか?

こちらは先ほどの問題よりも、どこに血管があるのかわかりにくいかと思います。
正解はこちらです。

ご覧頂くとわかるように人間のように血管が青く見えたりはしないので、
しっかりと血管を目視することが簡単ではありません!

ちなみに、参考までに僕の橈側皮静脈はこんな感じです。
ワンちゃんやネコちゃんに比べると幾分かは見易いですね。

もちろん、犬種猫種年齢体型などにより血管の見え方は一様ではなく、
例えば、ダックスフンドやマンチカンのような手足が短い子たちの多くは血管が真っ直ぐに走行しておらず、斜めに走っています。
こういった血管からの採血は私たち新米獣医師にとっては非常に難しいことが多いです。

春先には採血をするたびに緊張していましたが、今日までに多くの経験をさせていただいたお陰で今ではどんな血管でも難なく採血をこなせる程度には到達できました!
血液検査の結果からは多くの貴重なデータが得られますが、その為には採血は必須です。
その採血によってワンちゃんやネコちゃんがストレスを感じてしまわないよう素早く正確に、名人の域を目指して今後も精進していきます!

2020.09.24

病院からのお知らせ

動物看護師日々勉強中‼

こんにちは。動物メディカルセンター茨木看護師の野㞍です。
夏になり、各病院一部スタッフの異動がありましたが、
飼い主のみなさまもうお顔は覚えていただけましたか?

獣医師、動物看護師は、常に最新獣医療を学ぶために診療業務の傍ら
スタッフ同士で議題を決めて勉強会を開催しています!!
私が担当した初回では、当院で比較的症例数が多い輸血療法について取り上げ盛り上がりました!

自分自身が理解の曖昧な内容を取り上げているスタッフもいれば、
得意な分野について発表するスタッフもおり、各々個性が出ていて毎回楽しみにしています。

では、勉強会の一部を紹介します。

ちなみに私の会で行った輸血療法のお話は、
血液を提供する側とされる側で血液をいれるときに副反応がおきないのか、
身体に合っているのかを顕微鏡で調べる手順と輸血後に起こる可能性がある副反応のお話でした!

まだまだ自分自身の知識不足や苦手分野を克服するために学ぶことは山ほどありますが、
今後も継続して勉強会を行っていき、スタッフ同士高めあっていきたいと思います。

2020.02.22

病院からのお知らせ

フォトコンテスト開催中!

こんにちは、動物メディカルセンター高槻 看護師の辻田です。

早速ですが、いま病院では「フォトコンテスト」の投票を受け付けています。
去年まで茨木病院で新年のイベントとして毎年開催しており、皆さまにとても楽しんでいただけるイベントでした。そこで、令和発の今年の幕開けは、茨木病院だけでなく、箕面病院、高槻病院も合同で開催することになりました。

1月末日までの応募期間でしたが、今年の応募総数は59件!!
たくさんのご応募をいただきました。
ご応募いただいた皆さま、ありがとうございます。

たくさんのお写真を見ていると、病院で見るお顔の表情と違って、あんな顔や、こんな顔、そんな顔・・・私達の知らない飼い主様や、ご家族だけが知るお家で見せる表情はとてもやわらかく落ち着いていて微笑ましく思います。

私の子(悟空)もお家では可愛い姿をたくさん見せてくれていますが、病院に来ると怒ってしまいます。それで、他のスタッフには怖がられてしまい、なかなか可愛さをアピールできず悔しい思いをしています。
私だけが知る最高のうちの子SHOTを沢山撮って可愛さをアピールしたいと思います!

【病院での悟空】              【お家での悟空】
      

皆さまも、病院では見られないお家での良い表情、BEST SHOTがあればぜひ私たちにも教えて(アピールして)ください。

<病院=怖い・痛い・寂しい>といった負のイメージがどうしても多くなってしまいます。
病院に来られるときには、ぜひ好きなごはんやおやつなどを一緒にご持参ください。
「病院に来たけど、最後におやつをもらえた!よかった!」と、少しでも病院での印象を良く出来るようにしていけたらと思います。
また、ホテルでのお預かり時には、できるだけお家のにおいがある毛布などを一緒にお預かりして安心できるように心がけています。

2月29日まで、各病院で投票を受付中です!

たくさんの方が興味を持って写真を見てくれていて、「可愛い」「癒される」というお声をいただいています。

ご応募いただいた方も、そうでない方もぜひ投票にお越しください。
私達スタッフもワクワクしながら、皆さまの投票をお待ちしております!!

【スタッフの飼い犬、猫のBEST SHOT!】

尾崎ケルン&クラン        中川玄            溝口ココア

宮嶋メイ                    溝口ふく

次回は、3/14です。

2020.01.25

病院からのお知らせ

「VMATってご存知ですか?」

こんにちは!
動物メディカルセンター箕面統括病院、動物看護師、中村です。
私は動物看護師になり、すでに22年目を迎えます。
今までの多くの経験と知識をますます動物たちと飼い主様家族に提供できるように今年も頑張ってまいります。

今回は『VMAT』のお話を少ししようと思います。
VMATとは、Veterinary Medical Assistance Team:災害動物医療支援チームの略で、人と動物に関わる様々な事態に対し減災、防災、災害時の対応・復旧、復興協力支援する組織の事です。

大阪でVMATは活動しており、公益社団法人 大阪府獣医師会において、動物を救うことが人や環境を守るという理念のもと動物救護等対策委員会が中心となり、2017年1月に設立されました。獣医師、動物看護師、トリマーがチームを作り災害時には人命救助を妨げない範囲で、初期の動物の保護・救出にあたるとともに、災害状況の情報収集をされています。また、避難所やシェルターにおける動物の健康管理及び人間と動物の関係を円滑にすることを主な任務とします。

 

災害が発生した時の「同行避難」はもうすでに周知されていることと思います。しかし、同行避難した後、避難所は入れるかどうかは各避難所によって異なり、また避難所生活においては日頃からのペットとの暮らし方、コミュニケーションのとり方が大きなカギとなるのです!

避難所では見ず知らずの人や、他の動物と狭い空間で生活する可能性があります。いろんな人や動物に慣れさせる訓練やケージの中でも落ち着くことができるトレーニングをしておくと良いでしょう。

私は今、黒白のニャンコ「くろすけ」と生活していますが、
私は災害時に同行避難できるように仔猫の時から慣れさせたのは、
ケージに自分から入ること、ケージが嫌な場所ではないことを認識させる
② どこでもトイレができる、ペットシートと少量の猫砂でトイレできます。
③ 病院のケージに慣れさせる、他の犬猫に慣れさせる

あとは、何でも食べられるようにしておくことでしょうか。必ず食べなれたものが手に入るとか限りませんからね。

近いうちにVMATの勉強に行ってこようと思っています。動物看護師でも社会貢献ができように、何が大切かを学んできます。
また、詳しくお話聞いてみたい方はいつでもお声掛けくださいませ。

2020.01.01

病院からのお知らせ

2020年のスタートも青空です!

新年あけましておめでとうございます!

令和になって初めての元日ですね!
そして干支も一番最初に戻って子年
例年以上に、なんだか新しいことが始まるときのキラキラした気分がする新年のスタートとなりました。

今日も箕面病院はお正月特別診療があります。
お正月に病院に来られるというのは急病になってしまった場合ということが多く、
そういう意味では来院は少ない方がいいのですが。。。
まれに近所の方がお散歩で寄ってくださることがあります。
その場合はもちろん元気、お正月のほっこり気分でお会いできます。

ところで箕面病院の玄関にお正月はこの絵を飾るのですが、ほんわかとして好評なのです。
こんな気分で過ごせる2020年になることを心から願っております。
今年も小さな家族の健康を守り、幸せな時間を過ごすお手伝いをしていきたいと思っております。
2020年もどうぞよろしくお願いいたします。

動物メディカルセンター
北尾美佳

2019.12.28

病院からのお知らせ

イチ押しの新商品

動物看護師の杉野です。
今回は、私がオススメしたい新商品を2つご紹介していきます。
1つは、新しい着眼点で作られたお腹が弱い子向けのフード。もう1つは、目の周りのケア、拭きとりのための製品です。

◎ 腸内バイオーム(下痢、便秘の子にオススメ)
ワンちゃん、ネコちゃんにとって口にするご飯は、健康の維持や病気の予防、便の様子と密接に関係しています。
このフードは、マイクロバイオーム(腸内細菌)に注目した商品で、腸内細菌が利用しやすい食物繊維が豊富に含まれています。
体内の微生物が繊維を発酵させ、消化管の栄養となる物質を作り、抗炎症作用を持つポリフェノールを放出することで、便の状態の改善、維持をしてくれます。

 

ワンちゃんの場合

 24時間以内に軟便を改善
 軟便の再発を予防100%
 腸内細菌のバランスを改善
(2019 ACVIM Forum Proceedings page 810)

ネコちゃんの場合
 規則的な排便
 腸内細菌のバランスを改善
(2019 ACVIM Forum Proceedings page 810)

 

粒の大きさ:0.5mm
味:チキン
ワンちゃん:ドライ
ネコちゃん:ドライ、缶づめ

病院犬のボンちゃん
こう見えてお腹が弱いんです。
粒が小さく食べやすそうでした!
嗜好性も高く、好んで食べていました。

 

“検査では異常なかったけど、お腹弱くて心配…”といった時の選択肢の1つだと思います。
当院にサンプルを置いておりますので気になった方は、お気軽にスタッフにお声がけください!
ご注文の際は、お電話にてお問い合わせください。

下痢になる原因は、感染や寄生虫、ストレス、内臓疾患など、様々です。
お腹のトラブルは、食事の見直しと共に検査も行いましょう!

◎ ワンクリーン(涙やけが多い子にオススメ)
おうちの子は、涙やけをしていませんか??
涙やけは、目が大きい子や鼻が短い子は、
涙やけを起こしやすいと言われています。
涙やけを放置すると、炎症が起き、皮膚炎や痒みを
伴うこともあります。清潔に保つことが大事です!

涙やけしやすい犬種
プードル、チワワ、シーズー、マルチーズ、パグ、フレンチブルドックなど

涙やけしやすい猫腫
ペルシャ、エキゾチックショートヘアー、スコティッシュフォールドなど
(鼻が短い子は、先天的に涙管が狭くなっているのでなりやすいです)

この商品は、1本で点眼と清拭(眼の下の毛、涙やけ)が可能で、角膜炎、結膜炎の予防に有用性が認められています。

どちらが若く見えますか??

見た目で表れる老化のサインとして、目ヤニの多さも老化のサインです。
このワンクリーンで、目元を清潔に保ち、いつまでも若々しい瞳を保ちませんか??
気になる方は、お気軽にスタッフまで

2019.03.23

病院からのお知らせ

2019年ペットフォトコンテスト開催報告

こんにちは。
動物メディカルセンター茨木の看護師 竹下です。

さて、今年も開催いたしました茨木病院恒例のペットフォトコンテスト!!
第8回のテーマは、「我が家のうり坊?!」でした。

どの写真もベストショットで、投票も接戦で僅差でした。

ではでは….気になる入賞者を発表します。

第3位 同票で3組です!左から
●ポン太ちゃん (日本猫)「ポン太は見た」
〇ハッピーちゃん(トイプードル)「生後8か月の両膝手術後のオシャレなピンクの包帯。
今は走るのが大好きアスリートです。」
◎ペルちゃん (ペルシャ)「モフモフの香箱」


第2位 ☆さんちゃん(フレンチブルドッグ) 「我が家のうり坊」

第1位 光太郎ちゃん(コーギー)「猪突猛進」

入賞おめでとうございます!
入賞者には賞品をご用意しております。お楽しみに!

病院では見ることができない穏やかな表情や可愛い!から心が温まる一枚まで私たちスタッフもとっても癒されました。
この度は、ご参加・投票、並びに楽しみにしてくださった皆様、ありがとうございました。

そろそろ暖かくなって、お出掛けしやすい時期になりますね。
またお出掛けの際などに素敵な一枚が撮れましたら、ご来院時に見せて頂けたら嬉しいです。
そんな楽しい時間を安心して過ごしていただくためにも、春のフィラリア、ノミ・ダニの予防はお忘れなく!

次回の更新は…4月13日(土)です。

2019.01.01

病院からのお知らせ

2019年の幕開けです

明けましておめでとうございます!!
2019年、清々しい青空とともに幕を開けました!

ホテルや入院でお預かりしている子たちも皆元気です。
お正月出勤スタッフと朝一番に近所の神社へと初詣に行ってきました。
ワンちゃんも一緒にお参りしている姿をちらほら見かけました!

この1年が今日の澄んだ青空のように、明るく穏やかな年になるといいなと思っています。
喜びと笑顔あふれる2019年になりますように!!
動物メディカルセンタースタッフ、一丸となって精一杯お手伝いしてまいります。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2019年 1月1日
破魔矢を手にする院長とお正月出勤スタッフです

次回は 1月12日(土)更新予定です! お楽しみに!!

2018.12.08

病院からのお知らせ

猫バンバンプロジェクト

みなさん、こんにちは。北大阪ペットメディカルプラザの獣医師小松です。
本格的な冬が始まりましたね。寒い日が続きますが、体調崩されたりしていないでしょうか?

ところでみなさん、猫バンバンプロジェクトと言うものをご存知でしょうか?

寒い時期になるとお外の猫ちゃん達は暖かい場所を求めて、車のボンネットやタイヤの隙間に入りこむことがあります。私も車に乗ろうとした時、足元から猫が飛び出してきて驚かされたことがあります。
そのことに気付かずにエンジンをかけてしまうと、、、
エンジンやタイヤに巻き込まれ、良くて大怪我、最悪の場合は、、、

もちろん車もダメになってしまう。
そんな悲しい事故を防ぐのが「猫バンバン」プロジェクトです。
エンジンをかける前にボンネットをポンポンと叩いて、猫の気配がないか確かめてください。

ここで、獣医師からもう一言。
猫の性格、特に怖がりさんの場合、人の気配がすると動けなくなったり、ボンネットのより奥に潜り込んだりする子もいます。一手間ですがボンネットを開けて見ることで防げます。
ボンネットを叩くことに抵抗がある人も。クラクションを鳴らす、ボンネットを開けるなどで防げます。
寒くなったら、猫バンバン、車のためにも、猫のためにも忘れないで下さい。

次回は、12/22に更新予定です。

2018.06.09

病院からのお知らせ

猫の通院

こんにちは。動物メディカルセンター高槻の看護師 辻田です。

家ではおとなしい猫ちゃんが、病院に来ると不安や恐怖で脱走しようとしたり、暴れて攻撃的になってしまうことがあると思います。
まさに、私が飼っている日本猫の「悟空」もそのタイプで困っています笑

できるだけ少ないストレスで来院できるように、通院時のちょっとしたコツをお伝えしたいと思います。

☆キャリーは上が開く、蓋が取り外し可能なタイプがベスト!!

猫ちゃんの出し入れがスムーズに行えます。


聴診や注射・点滴の時は、キャリーに入ったまま処置ができるので、猫ちゃんも安心できます。

※病院に行く時だけキャリーを出してくるのではなく、お家でも猫ちゃんの見える所に置いておき、キャリーを寝床にしたり、いつでも入れるようにしておくと良いです。

☆洗濯ネットに入れる
脱走防止として役に立ちます。
猫ちゃんは本能的に狭い場所や、体がある程度固定されていると安心する子が多いので、ネットに入っていると落ち着いてくれます。

※ネットは、目が粗めの中の様子が見えるタイプが良いです。

☆フェリウェイを使う

猫ちゃんが落ち着くフェロモン製剤です。(詳しくはスタッフまで)
猫ちゃんは、慣れ親しんでいるものに頬から分泌されるフェロモンをこすりつける習慣があり、
フェリウェイにはそのフェロモンが含まれています。
フェリウェイをキャリー内にスプレーしておくと、猫ちゃんを落ち着かせる手助けになります。

☆キャリーをタオル(毛布)で覆う
移動中や待合室で、他の動物を見えなくすることでストレスを減らします。


診察室では、バスタオルなどで猫ちゃんのお顔を隠しストレスを少なくした状態で診察を行うなど、その子に合わせて診察をすすめていきます。

※その子の匂いの付いたタオル(毛布)を使うと良いです。

☆キャリーを床に置かない
イスの上やひざの上に置いて、猫ちゃんの視線を高い所に置いておくと落ち着いてくれます。

以上のことをすることで、通院のストレスを出来るだけ少なくすることができます。
通院の際には1度試してみてください。

次回のブログは、6/23(土)にUP予定です!

2018.03.13

病院からのお知らせ

ペット元気塾 報告

こんにちは、北大阪ペットメディカルプラザの獣医師小松です。
今回のブログは、2月に北大阪ペットメディカルプラザ(グループ病院高槻分院)で行った、ペット元気塾の報告です。

今年度最後のペット元気塾のテーマは、「猫大研究Ⅱ ~病気編~」ということで、ネコに特化したセミナーを開催させていただきました。

以下のような、ネコ特有の各年代ごとに多い病気の話をさせていただきました。
若齢期①誤食                                                         成猫期①口腔内疾患
②感染症                                                   ②下部尿路疾患

        

高齢期①慢性腎臓病
②甲状腺機能亢進症
③ガン

8家族16名と5匹の猫ちゃんに参加していただきました。

      

みなさんとても勉強熱心でした。前半は病気の話、後半はセミナーの内容以外のことも含めた猫全般のことに関する質問タイムでしたが、質問タイムに非常に多くの質問いただき、時間をオーバーするくらい盛り上がりました。
質問は、文字通り四方八方から飛んできました。まるで、尋問を受けているみたいですね(笑)

普段の診察中にはなかなか聞けないこともあるみたいですが、みなさんざっくばらんにご質問いただき、逆にこちらも勉強になりました。

これからもこういったセミナーを定期的にしていき、我々が日々勉強している内容を飼い主様と動物たちに還元していきたいと思います。今回、参加できなかった方も次回は是非ご参加ください。

次回のブログ更新は、3/24頃です!

2018.01.01

病院からのお知らせ

あけましておめでとうございます 2018戌年

新年あけましておめでとうございます

天候に恵まれたお正月になりました!
今年は戌年、12年に1度のワンちゃんの年ですね。
動物メディカルセンター箕面はお正月診療も行っていますので元日も出勤スタッフがたくさんいます。
お正月診療は午後からですので、午前中のうちに少しだけお正月気分です。
新年の挨拶を交わし、近所の神社へ参拝して一年の無事を祈願しましたconfident

入院やホテルの子たちはお正月に関わらず私達のお世話を待っているので、
新年初の声を掛けつつご飯を用意したりトイレのお世話をしたり、いつもの日常の始まりです。
今年も飼い主様と動物たちが元気で幸せな時間を過ごせるよう 私達が力になれるよう頑張ります!

今朝の澄み切った青空のように、皆が健康で笑顔あふれる毎日が続く年になりますように!!

院長が手にしているのは破魔矢です

次回の更新は1月13日(土)です、お楽しみに!

2017.10.14

病院からのお知らせ

ペット塾報告

こんにちは、北大阪ペットメディカルプラザの獣医師 尾崎です。

今回は先日北大阪ペットメディカルプラザで行われた「ペット元気塾」についてお伝えしようと思います。内容としては「ペットの歯科最新治療」としてお話しさせていただきました。

先日小動物歯科研究会にて、全4レベルの講義・実習をようやく終えて気合満々の尾崎が講師を務めさせていただきました。
歯科研究会の講義・実習では僕のような若手獣医師から院長先生クラスのベテラン獣医師まで幅広い獣医師が受講されており、一般的な歯科治療のトレーニングから高度なトレーニングまで合計で丸々4日間勉強して来ました。
そして研究会帰りで気合を入れてスライドを作り、院内で他のスタッフに見てもらったところ、内容が難しくわかりづらいとのこと・・・気合を入れすぎました。

【認定証と終了証】

【写真:歯科研究会実習風景】

講義では、ペットの二大歯科疾患である「歯周病」と「破折(歯が割れることや歯が折れること)」について特に重点的にお話しさせていただきました。治療だけでなく、どちらの病気も予防や早期発見が重要な病気になりますのでその重要性についてもしっかりとお話しさせていただきました。拙い喋り方と少し難しい内容もありましたが皆さんしっかりと聞いてくださいました。
特に破折(歯が割れている、折れている状態)については、歯内治療と言われる歯を残すための治療についてお話しさせていただきました。歯内治療はしっかりとした知識と技術が必要な治療であり、今回歯科研究会でしっかりとその理論や実践を習って来たところでもありました。今後は日々の診察にしっかりと活かし、その子に合わせた良い治療ができるように頑張っていこうと思います。

  【写真:ペット塾講義風景】

また当日は、わんちゃんを連れてきての賑やかな会になりました。でも講義が始まるとみんな大人しくしていてくれてとてもお利口さんでした。講義中はこっそり隣り合う席で他のワンちゃんとの交流もしているわんちゃんもいました。

  【写真:講義中の交流】

講義の後は動画による歯磨き指導と当院の看板犬「アポロンくん」を用いての・実演を行いました。実演のあと実際におうちの子でやってもらいました。
歯磨きへの道はまずは「お口を触ること」から始まります。この日来てくださった皆さんは「お口を触ること」自体平気な子が多かったようです。素晴らしい!
ただお口の小さな子達は少しコツがいる場合がありますのでそういったことを個別に少しアドバイスもさせていただきました。

  【写真:ペット塾実演風景】

盛況に終わった今回のペット塾ですが、定期的に開催しておりますので興味のある方はお気軽にスタッフにお問い合わせください。
次回のペット元気塾では11月5日(日)「CT検査で見つかる病気」として箕面統括病院で行います!ぜひご参加ください!!

次回のブログ更新は、10/28の予定です!

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