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2023.10.14

お手入れ

アンジュの歯磨き

こんにちは。動物メディカルセンター箕面 愛玩動物看護師の田中です。

今回は、うちの子の歯磨き事情についてお話したいと思います。

 

今日のモデルは「アンジュ」です。

私のブログではおなじみとなったアンジュの紹介はもういりませんかね?でも、初めて見るよーという方の為に少しだけ自己紹介

アンジュは子猫の時から、うちにいたわけではなく、飼い主と死別しうちの子になりました。

なので、子猫の時から口周りを触っていたのかハミガキの練習をしていたのかは全く分かりません。

うちの子になってしばらくの間は飼い主と死別した悲しみから消化管に支障を来し何食べても下痢したりしていて心を開いてくれるのにも時間がかかりました。

まっ、今では家族の一員として認めてくれ、甘えてくれるようになったので良かったです

 

さて本題に戻りますが、ハミガキには大きく分けて3つのステップがあります。

ステップ①口の周りを嫌がらずに触らせてくれること

ステップ②歯を触りガーゼなどで磨く

ステップ③ハブラシを使って磨く

アンジュは、今は、まだここまでです。

ハブラシを使っての歯磨きに進むにはもう少し慣れや練習が必要だと思うので、ここまでにしています。無理矢理やって口すら触らせてくれなくなると困るので、ゆっくりいきます。

またハブラシでのハミガキまでいけたらご報告がてらこのブログでお話ししますね。

 

そして、ここからは番外編!!

人間側の問題で、今日は疲れたなー時間ないなー、あーハミガキするのめんどくさいなーって思うことありませんか?私、実は子供が2人(10歳と3歳)いるので家に帰るともう戦争状態でそれどころじゃないこともよくあるんですよね。こんなに年離れてても喧嘩する?みたいな。魔の3歳児は恐ろしいです。

そんな時!!この2つのアイテムを使っています。

 

アンジュもこの2つのハミガキおやつが大好きです。袋を見せるだけで喜んで飛んできます。

みなさん猫ちゃんの歯磨きって結構難しくないですか?もし良かったらハミガキのひとつとして始めてみませんか?詳しく内容を知りたい方はスタッフにご相談下さい。

次回は10月28日更新です。

2023.06.10

お手入れ

新・お口の健康習慣!

こんにちは!(^^)!

 

動物メディカルセンター箕面 看護師の山中です!

 

前々回の藤木さんのブログでもありましたが、ただいま箕面では

5・6月を「歯科強化月間」として、歯磨き教室を行っています。

もうすでに、パピーと初級のクラスの第1回目が終わりました!

 

実際に教室に来ていただいて感じたことは、

ハミガキへのマイナスなイメージが大きいんだなぁということです。

 

  • 動いてしまって、中々上手にできない
  • お口を触る、歯を磨こうとすると嫌がる
  • そもそもやり方がいまいち分からない

 

でも! そんなに難しいと思い込まなくて大丈夫なんです(^^)

ハミガキトレーニングには、進めていく順番と知っておいてほしい

ポイントが…、

ゆっくり、ゆる~く、楽しんで♪ です!

その子ができるようになるまで、時間がかかってもいいんです(´▽`*)

そして、今日はこの歯を1本磨こう!それくらいの目標でいいんです。

一番大事なのは、飼い主さんもわんちゃんも楽しい時間にすること・継続することです♪

 

教室に参加された方も帰るころには、出来そうな気がする!とハミガキに対して前向きなお声を聞くことが出来ました(*^^*)

 

 

でもやっぱり、磨けるようになるまでに何か出来ることから始めたいという方に、

新しく、こんな “おいしいデンタルケアグッズ” が出ました!

食べることで、デンタルケアができるサプリメントです。

  • 明日葉抽出成分が、お口の中に広がることで抗菌作用を発揮!
  • 乳酸菌のL-137が内側から働きかけ、歯周ポケットを小さくする効果!

チキン味のトロっとした液体で、ちゅーるみたいにペロペロしたり、ご飯にトッピングするのも良しですね!

犬は、生後4ヶ月、猫は生後3ヶ月から食べられるので、

さっそく今月で5ヶ月になったういろちゃんにもあげてみました。

 

封をあけると、さっそくクンクン。

さっそくチキンの匂いに誘われてきました(笑)

興味津々。

中身をチューと押し出してあげると、おいしいモノだと分かり、全力でペロペロ(*´ω`*)

この食いつきからも嗜好性の良さが伝わってきます。

 

お鼻についちゃうくらい美味しかったみたいです♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後は、手についた分まできれいに

食べてくれました☆

 

幸せそうに食べてくれて、

お口のケアをサポートしてくれるなら

こちらも嬉しいですね♪

 

 

お家でのデイリーケアや、

ハミガキ練習の良いお助けアイテムになればいいなと思います。

ハミガキのことで気なることやお困りごとがありましたら、是非ご相談にいらしてください☆

一緒にハミガキ練習頑張りましょう(^^)/

 

次回の更新は、6月24日です♪

 

2022.03.26

お手入れ

ねこちゃんのお手入れ ~長毛編~

こんにちは😊動物メディカルセンターのトリマーの楯川です🎵
気候も高まり、やっと春らしくなってきましたね!春と言えば…
動物にとって、お手入れで大事な季節でもあります。
今回は猫ちゃんの日々のお手入れについてお話ししたいと思います🐾

最近はどちらかというと、⾧毛種の猫ちゃんが人気なようで多く来院されます😻
そこで⾧毛種を飼育する際にとても重要だと感じてる事をお伝えします。
それは日々のブラッシングです!!
⾧毛種の猫ちゃんは被毛がもつれてしまうとお家での対処が難しくなり、
動物病院でもつれの処置をしないといけなくなるという事になってしまいます💦

そうならない為にもお家でのお手入れは欠かせません❕❕
日々のお手入れにはピンブラシと言うブラシごオススメです。

毛並みを整えるのに適したブラシです。子猫ちゃんの小さい時期からブラッシングの
習慣をつけるのがベストです。
ブラッシングの頻度は⾧毛種であれば毎日が理想です。

特に春と秋の毛の変わる換毛期は普段よりこまめにブラッシングをしてあげてください😊

ですが…中にはブラッシングが苦手な猫ちゃんもいます😢

その場合には少し時間をかけながら徐々にブラッシングに慣らさせてあげます🎵

まずは、ブラシももたずスキンシップをしながら手で体全体をなでるようにしてあげます。

これは、ブラッシングが苦手な犬ちゃんにも同じです。

猫ちゃんは犬ちゃんに比べ、触れられる事に敏感な事が多いので、

その猫ちゃんが撫でられて気持ちの良い場所からスタートしてくださいね!
慣れてきたら、ブラシを使ってお手入れしてください。

その際、力を抜いて痛がらないように少しずつ根気よく頑張ってください⭐
ブラッシングはスキンシップは勿論、普段の身体の状態も確認出来る大事なコミニュケーションの一つです♪
愛情を込めて続けてくださいね

ブラッシングの仕方のコツについては当院看護師にいつでもお気軽にご相談ください🐾

 

次の更新は、4月9日(土)です♪

2021.06.26

お手入れ

お手入れ好きですか?

こんにちは。 今回は動物メディカルセンターの小池が担当します。

皆さん、『ハズバンダリートレーニング』って聞いたことありますか。

日本語に約すと『受動動作訓練』と呼ばれていて、主に動物園や水族館で飼育動物に行われているトレーニングです。動物達のお世話や健康管理、そして病気の治療など出来る限り安全にストレス少なく行う為に、管理しやすい特定の体勢や行動を教える方法です。
例えば、飼育員の手の動きや笛の音などの合図により、動物が「自主的に」手足をあげたり、お口を開けたり、お腹を見せてじっとしたりするように教えます。
その間に、採血したり、歯の健診をしたり、エコー検査をしたりすることが可能になります。
ここでのポイントは、動物があくまでも合図により「自主的に」行うことです。
自主的に行えるのは、それに見合った報酬があるから、つまりごほうびのフードがあるからです。

近頃、おうち時間が増えて新しいワンちゃんを迎える方も多く、毎日のように相談を受けます。
「ハミガキさせてくれない。」
「目ヤニをとろうとすると怒る。」
「足を拭こうとすると咬んでくる。」
「耳そうじができない。」
「首輪の着けはずしを嫌がる。」
「爪切りできない。」
・・・などなど、子犬のうちに慣らしておきたいことはたくさんあります。

これって、飼い主さんの愛情が足りないわけでも反抗しているわけでもありません。
家庭犬として家族の一員になったからこそ、長生きするために必要な上記のお手入れなどは、もともと犬同士で行うはずもなく、触られるのが得意でないワンちゃんも多くて当然なのです。
ただ単純に、その行動を受け入れるためにはそれに見合う報酬があるかないか。
犬にとって、報酬はフードだけとは限りません。飼い主さんの優しい声や安心できる接し方も大切です。
また観点を変えると、怒って咬もうとするケースは、怒った結果として「苦手なことを阻止できた」という報酬を得たことになります。(このパターンが続くとどんどんエスカレートします。)

そこで、ハズバンダリートレーニングですよ。
例えば、首輪が苦手なワンちゃんなら、首輪のわっかを見せて自分から顔を突っ込むように教えます。
例えば、足を拭くのが苦手なワンちゃんには、手のひらに乗せたタオルの上に前足を乗せるように教えます。
ブラッシングが苦手なワンちゃんは、ブラシを持ったら背中を向けてじっとすることを教えます。

まだ柔軟性の高い社会化期の子犬には、そのこの受け入れられるペースで楽しくすすめていくといいですし、既に嫌いになってしまっているワンちゃんには、あせらずゆっくり道具を見せてごほうびくらいから始める必要があるかもしれません。

少々時間と手間はかかりますが、ワンちゃんの一生涯を考えると、まさに今が始め時!
無理やり我慢させたり、日々戦いながらお手入れするより、もう少し楽に安心して行えるようになりたいと思いませんか。当院の行動診療科では、愛犬愛猫に対しての様々なお悩み相談を受け付けています。
本気で治したい人は、どうぞスタッフにお声をおかけください!

2018.04.01

お手入れ

猫ちゃんの爪切り

こんにちは!
動物メディカルセンター箕面統括病院 動物看護師 田中です。
猫ちゃんの爪切りってお家でされていますか?

今日は私の愛猫ティロちゃんの爪切りの様子を見てもらいたいと思います!

私のティロちゃんは生まれて3週間くらいの頃に、段ボールに捨てられていたのを保護しました。


保護した時はすごく痩せていましたが、すくすくと元気に育つてくれて、とってもわがまま放題&おてんば娘に成長しました。

私のティロちゃんは我が道を行く猫で、甘えたい時、お腹が空いた時以外は触られるのが大嫌い。


そんなティロちゃん月1回爪切りをしているんです!
猫ちゃんって抱っこが苦手、または嫌いな子って多いですよね…。うちの子も嫌いなんです。
20秒くらい抱っこできれば良い方です。
なので、爪切りはスピードが勝負です。

まずは準備。
私は人間用を使います。


もちろんペット用でもOKです!!




ティロちゃんを捕獲したら時間との戦いです!!



こんな感じで毎月頑張っています。
猫ちゃんの爪切りは大変ですよね…

私のやり方が参考になればうれしいです。

お家の猫ちゃんがどうしても爪切り出来ないとか、
どうやったら出来るのかと思った時にはぜひご相談ください。
お家でできる方法を一緒に考えながらスピーディに爪切りします!!

次回のブログ更新は 4月14日です。

2016.11.12

お手入れ

毛玉にご用心

こんにちは。動物メディカルセンター箕面トリマーの安田です。

私は毎日多くのワンちゃん、猫ちゃんのトリミングをさせてもらっていますが、
もつれや毛玉ができてしまった子に出会うことが結構多いです。

毛玉はこまめにブラッシングをしなければ、すぐにできてしまいます。
最初はほんの小さなもつれだったのが、
どんどん毛がからまって、あっという間に大きな塊になってしまいます。
放っておくと、ブラシでは取れなくなるだけではなく、皮膚炎にも発展してしまいます。
毛の長いネコちゃんに至っては、ひどい時には全身の毛が一枚の絨毯みたいになってしまうことも。


こうなるとブラシではとれません!
トリミングにも時間がかかり、ネコちゃんにもストレスがかかり麻酔が必要になることもあります。

そうならない為にも、お家でブラッシングをしていただくことが大切です。
特にもつれや毛玉がよくできる個所は耳の後ろ、脇や足です。

こういった箇所にブラッシングをする前に、まずは毛玉の少ない個所からブラシを通してあげれば、
嫌がらずにさせてくれると思います。あと、よく褒めたり、ご褒美をあげるとブラッシングを好きになってくれると思います。

ちなみに我が家の2歳になるトイプードルの「ブカ」は、前足のブラッシングが苦手で、毎日なだめつつ、褒めながらブラッシングしています(^_^;)

当院ではそれぞれの生活スタイルに合わせたトリミングをさせてもらっています。
カット内容やブラッシングの仕方などいつでもご相談ください♪

次回の更新は11月26日(土)です。

2015.12.03

お手入れ

トリマーがお伝えする「お家で出来るお手入れ方法1」

こんにちは。動物メディカルセンター高槻、看護師トリマーの湊です。
今回は「お家で出来るお手入れ方法〜その① 爪切り編〜 をお話したいと思います。

【病院トリミングにて】
白く透明の爪は血管が見えている(赤矢印)ので血管を傷つけないようにまわりを切ります。


黒いツメの子は血管が見えにくいので難易度高し。。
目安として肉球から出ている部分を切ります。

【お家でのお手入れ】
散歩である程度は短くなります(アスファルトを歩くと自然とすり減るのです)が・・・。
前足は後足に比べて踏ん張る力が弱いため、伸びやすくなっています。
お家で爪を切るのは怖い、という時は・・・ツメヤスリで!

これがツメヤスリ。ツメの先をご〜りご〜りします。

※ 爪切りの目安は約1ヶ月です。
※ これは伸びすぎてケガをするのを遅らせるためのものですので、伸びて来たら切りましょう。
お家で難しければ病院にお越し下さい。

トリマー湊からの一言・・・
放っておくとツメの中の血管も伸び、爪切りが困難になります。
毎日のスキンシップでチェックしましょう!

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