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2016.12.10
日記
こんにちは。動物メディカルセンター茨木の看護師の堀部です。
12月に入り寒い日が続きポカポカした暖かいお家の中で過ごす時間が多くなってくる季節ですよね。
でも、お家の中も危険がいっぱいな事があります。
今日はお家の中で怪我をした堀部家の歴代ワンちゃんの実際にあったお話をさせて頂きますね。
マルチーズのジュリちゃん
ある日お家にお客様。ピンポーンと呼び鈴。
ジュリは玄関に向かってもうダッシュ、滑り止めをしていなかった玄関マットごと滑り落ちて
後ろ足骨折してしまいました。あっという間の出来事でした。
滑り止めさえ敷いておけば、ジュリに痛い思いをさせずお正月を楽しく迎える事が出来たのに・・・後悔。
それ以降、安全のためにマットの下には100均で購入した滑り止めを敷いています。
そんなジュリちゃんも10年前17歳で旅立ちました。
ウェスティーのチャコちゃん
お散歩が苦手で、お家の中で遊ぶ事が好きだったチャコのお爪はいつも長めでした。
床暖をする前はループ状のカーペットを敷いていました。
皆さまは、なにがあったかもうお解かりですよね・・・!
そうなんです。お部屋の中で走り回ってるうち、爪がループ状の絨毯にひっかかり爪が根元から折れてしまいました。
大出血と痛みでチャコはパニック状態。私一人では何も出来ず、当院の夜間救急へ走りました。
病院会員には夜間救急のサポートがあります。チャコも病院会員でした。
それ以降、爪のチェックを欠かさず、犬が過ごす時間が長いダイニングキッチンと私のお部屋は床暖房に変更しました。
そんなチャコも7年前14歳で旅立ちました。
トイプードルのクロちゃん
クロは途中から家に来た子で最初は言葉も通じず、先住犬に遠慮していつもお部屋の隅にいました。
そんなクロもようやく慣れてきた冬の寒い日でした。
洗濯もしていないのに、バシャバシャと水の音。
なんと、お風呂の蓋がはずれてクロが溺れかけていたのです。
お風呂の蓋の上は暖かかったのか。クロがドンくさいのか。
今は笑い話ですが、気付くのが遅ければ悲しい事故になっていました。
そんなクロちゃんは9月で10歳になりました。
元気でーす!!
お家の中の事故は、少しの注意で防げます参考になれば幸いです。
小さな家族と一緒に楽しいクリスマスやお正月を迎えられますように!