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2020.10.10

病院からのお知らせ

私の名前は金崎 一毅です!

ブログをご覧の皆様初めまして!!

今年度より動物メディカルセンターで勤務することになりました、
獣医師の金崎 一毅(かなざき かずき)と申します!
まだまだ至らぬところが多い若輩者ではありますが、
一意専心の気持ちで獣医療に取り組みたいと思うので
よろしくお願い致します。
堅苦しい挨拶はここまでにして、
多くの新人獣医師が通るであろう難関の一つに採血があげられます。
皆様はワンちゃんやネコちゃんのどこの部位から採血するかご存じでしょうか?ワンちゃんの場合は、後ろ足の外側に斜めに走る外側伏在静脈(がいそくふくざいじょうみゃく)や前足の前側辺りの橈側皮静脈(とうそくひじょうみゃく)から

ネコちゃんの場合は、後ろ足の内股辺りにある大腿静脈(だいたいじょうみゃく)や
橈側皮静脈(とうそくひじょうみゃく)から採血することが多いです。

では、ここで一つ問題です。
下の写真はワンちゃんの後ろ足ですが、外側伏在静脈はどこを走行しているかわかりますか?

さて、どうでしたか?
正解はこちらです。

続いてもう一問、ネコちゃんの血管についての問題です。
下の写真はネコちゃんの内股の写真ですが、大腿静脈はどこを走行しているでしょうか?

こちらは先ほどの問題よりも、どこに血管があるのかわかりにくいかと思います。
正解はこちらです。

ご覧頂くとわかるように人間のように血管が青く見えたりはしないので、
しっかりと血管を目視することが簡単ではありません!

ちなみに、参考までに僕の橈側皮静脈はこんな感じです。
ワンちゃんやネコちゃんに比べると幾分かは見易いですね。

もちろん、犬種猫種年齢体型などにより血管の見え方は一様ではなく、
例えば、ダックスフンドやマンチカンのような手足が短い子たちの多くは血管が真っ直ぐに走行しておらず、斜めに走っています。
こういった血管からの採血は私たち新米獣医師にとっては非常に難しいことが多いです。

春先には採血をするたびに緊張していましたが、今日までに多くの経験をさせていただいたお陰で今ではどんな血管でも難なく採血をこなせる程度には到達できました!
血液検査の結果からは多くの貴重なデータが得られますが、その為には採血は必須です。
その採血によってワンちゃんやネコちゃんがストレスを感じてしまわないよう素早く正確に、名人の域を目指して今後も精進していきます!