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2015.11.09
日記
こんにちは。動物メディカルセンター高槻の辻田です。
今回は、病院で過ごしていたチワワの百々ちゃんのお話をします。
あるおばあちゃんと2人で暮らしていた百々ちゃんは、訳あって病院で飼うことになりました。
スタッフとも仲良くしてくれ、病院にもすぐに慣れてくれました。
ごはんをペロリと完食し、病院の中を走り回ったり、院内の子と仲良く寝ていたり、スタッフと一緒に遊んだりと、百々ちゃんの可愛い姿はスタッフの癒やしでした。
ですが、少しずつ変化が出始めました。
病院は常に色んなわんちゃん、ねこちゃんが出入りします。
その子たちを見るたびに吠えるようになってきました。
吠える声は次第に強くなり、声がかれそうになるほどに(゚д゚lll)
おばあちゃんと暮らしていたときには、百々ちゃんにだけ注がれていた愛情が、
他の子にも向けられていることが寂しくなったんでしょうか⁇
あまりにも吠える百々ちゃん…
「やはり百々ちゃんには病院ではなく、普通の家庭で過ごした方が幸せなのではないか⁇」
と思うようになり、縁あって私の実家で引き取ることになりました。
百々ちゃんは、病院に来たときと同じように、私の家にも家族にもすぐに慣れてくれました。
このようにあまりに吠えてしまう子は、何かしらの理由がある場合が多いです・・
当院でしつけカウンセリングもありますので、ご相談ください。
お家に来てすぐの百々ちゃん♪(緊張することなくすぐにおちつきました)
百々ちゃんの場合は、愛情が自分だけにそそがれていないことが嫌だったようで、
お家に百々ちゃんが来てから約3週間がたったころには
家族からのたっぷりの愛情のおかげで、お家では吠えなくなりました。
お腹を見せて寝ている百々ちゃんを見ると、引き取ってよかったなと思います。
すぐにお腹を見せる百々ちゃん♪(お腹をなでてあげるとうっとりします)
今では、ここがずっと自分の家だったかのように過ごしています。
これからも百々ちゃんが幸せに過ごしていけるように、たくさんの愛情をそそいでいきたいと思います。