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2023.01.28
しつけ・問題行動予防のこと
動物メディカルセンター箕面 トリマー兼動物医療ケアスタッフの安田です。
2023年が始まって1ヶ月近く経ちましたが皆さんのお家では新年の恒例行事はありますか?
我が家では防災リュックの点検をおこないます。定期的に非常食の入れ替えはしていますが、年に一度は足りないものはないか見直しをし、枕元に災害時に備えて非常食などを入れたリュックを常備しています。
その時間に思い出すのは2018年に起こった大阪府北部地震のことです。
わたしはバイクでの出勤途中だったので、なにが起こったか一瞬理解できませんでした。
周りを見て『地震だ!!』と思ったと同時にお家でひとり留守番している愛犬のことが頭によぎり、すぐにUターン!
家に着いたら部屋の隅っこでブルブル震えて動けない愛犬がいました。
実はわたしはその日まで防犯意識がうすかったんですが、その姿をみて「震災の時にわたしはどうやってこの子を守れるのだろう」と考えるようになりました。
私を含め、大切な小さな家族のことも日頃から考えておくことは重要なことですよね。
皆さんはペットの災害対策を考えたことはありますか?
『ペットの命は飼い主が守る』これが鉄則です。
『同行避難』それは避難所まで飼い主とペットが同行し、安全に避難する。飼い主がペットを守るべき行動の一つですが、避難後必ずしも一緒に過ごせるとは限りません。地域によっては、他のお家のペットたちと一緒に過ごさなくてはならない場合もある為、日頃からケージやクレートに入る練習が必要なのです。
そうはいっても我が家の愛犬はケージが大の苦手( ; ; ただいま絶賛訓練中✨
それとは真逆で愛猫はケージが大好き♡
地震後に我が家に来た愛猫には寝床として安心、安全な場所として認識できるように常にケージを利用してきました。
なので寝る時間になるとイソイソと入っていきます・・カワイイ💕
知らない人、知らない動物がいるところで、いつもの寝床があるというのは動物たちにとっても少しは安心できますよね☺️
ケージを移動手段のみの使用ではなく、日頃から身近に置き、おやつを入れたり、夏は涼しく、冬は温かくし快適な場所として過ごせる場所にしておきましょう。(私を含め・・・💦)
突然の災害時に飼い主様と離れ離れになる最悪の可能性を考えマイクロチップの挿入、感染予防のワクチンの定期的な接種も重要です。
フード、おむつ、ペットシーツなども日頃から準備することもお忘れなく!
しつけや予防、マイクロチップに関する疑問はいつでもご相談ください(^-^)
次回の更新は2/11です。