ご予約希望の病院をお選びください。
2015.11.05
日記
こんにちは。動物メディカルセンター箕面看護師の田中です。
今日は当院で皮膚病の治療を頑張ってくれている飼い主様と猫ちゃんのお話を
したいと思います
日本猫・メス・2歳
来院時の症状・状態
皮膚の毛がない、執拗になめる・かじる、発疹
食事は今は普通に市販されているご飯を食べている
<当院での検査>
皮膚そうは検査 (寄生虫などがいないか)
血液検査 (内分泌に問題がないか)
・・・・・検査結果は全て異常なし・・・・・
しかし飼い主様は猫ちゃんの痒がり掻き毟る姿を見るのは辛い・・どうしたらいいでしょう
<当院での処置>
○まず食物アレルギーがないか、除去食試験を行ってもらう。
加水分解した蛋白質を使ったご飯→痒みはおさまったが、すぐ下痢になってしまった
新奇蛋白質を使ったご飯→痒みもおさまり、毛も生えてきた
<プラスαでおうちで出来ること>
痒みを抑えアレルギー症状を落ち着かせる為に薬浴をおすすめしてもらいました。
特に脱毛、痒みのひどい部分だけ定期的に薬用のシャンプーをすること。
薬浴は、普通にシャンプーするのとは違い、皮膚に薬液を浸透させるように、シャンプーします。
手順
① しっかり毛を濡らす
② 薬液を皮膚にしみこむように塗る、マッサージをする
(そのまま5~10分そのままつけ置く)
③ きれいに流し、しっかり乾燥させる
この猫ちゃんは食事療法と薬浴をすることによって、皮膚はいい状態に保たれています。
この子のように皮膚に病気を抱えている猫ちゃんもいると思います。諦めないで当院でご相談下さい。猫ちゃんにとっても、飼い主様にとっても、ベストな治療法を見つけます!!
大阪で動物(犬、猫)の皮膚病は動物メディカルセンターへ!