こんにちは!動物メディカルセンター箕面 動物看護師の藤木です。
今回は愛犬のスパークと始めたノーズワークというトレーニングをご紹介したいと思います。
ノーズワークとは
鼻を使った遊びに近い宝探しトレーニング
子犬から老犬、目の見えないワンちゃんやリハビリにも活用されています。
〇こんなワンちゃんにおススメ
・自立心、独立心を育てたい
・集中力を鍛えたい
・シニアでもできる運動がしたい
・怖がりで病院に入れない
・お出かけ自体がストレス
そんなワンちゃんにはとても効果的なトレーニングです!
人間の100万~1億倍といわれる嗅覚を使って
ワンちゃん自ら考え探し見つけることで
自信と自立を促すことのできるトレーニングです!スパークは12歳ミニチュアダックスフンド
進行性網膜萎縮症という病気で
今年の夏ごろから右目の視力がありません。
見えていないだけでとても元気!
ただ、ものにぶつかったり、
お散歩も大好きなのですが
どこか不安げに歩くようになってきたこともあり
今回ノーズワークを始めました。
ノーズワークは
BOX(ボックス)レッスンを月に1回・ステップ1~ステップ6まで
・ステップの違いは箱の置く向き、おやつを置く場所が異なっています。
ステップ1
ステップ2
ステップ3
ステップ4
ステップ5
ステップ6
ボックスレッスンを6回終了すれば次のレッスンにレベルアップ!
次にオブジェクト(プラスチック)レッスンを月に1回ステップ1~ステップ6まで
(オブジェクトレッスンの詳細はまたの機会にさせていただきます)
1年かけてゆっくり行うトレーニングです。
スパークは初めてなのでステップ1からスタート!
ステップ1の箱の向きで中におやつを一つ入れ、それを5~6個セットしスタート
くんくんして
あった!
次も見つけた!
こっちもあった!
最初は何をしたらよいのかわからずにお部屋をウロウロしていましたが
終わりのほうには自分からくんくんおやつを探して楽しそうにしていました。はじめたばかりですがこのトレーニングで自信をもって過ごせるようになってほしいなと思っています!
(次回の藤木ブログでスパークの変化ぶりをご紹介したいと思います。)ノーズワークやってみたい・詳細を聞きたいなどありましたら箕面病院までお問い合わせください。次回のブログ更新は…10月9日(土)です。