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2020.05.23
日記
こんにちは。北大阪ペットメディカルプラザの看護師 溝口です。
元々ミニチュアダックスを飼っている我が家ですが、去年の夏に新しく猫ちゃんを迎えました。
キジトラの男の子で「ふく」と名付けました。
きっかけは生後1~2週間の子猫を病院で保護したことでした。
まだ生まれて間もなかったので自分でごはんも食べられず、排せつもできなかったので、スタッフが交代で家に連れて帰ったりしてお世話をしていました。
そして、ふくを初めて家に連れて帰ったとき、あまりの可愛さに家族みんながメロメロに…(笑)
最初は飼えたらいいなとぼんやりした気持ちでしたが、その後も家に来た時の可愛さが忘れられず家族で話し合い飼うことに決めました。
大きくなるにつれ、とってもとってもやんちゃになり、ふくが先住犬にちょっかいをかけてよく怒られていました…。
今では一緒にいるところをたまーにですが見かけるようになりました!
ふくは子猫にとって大事な社会化期(生後3~9週)をたくさんの動物が出入りする病院や、色々なスタッフの家で過ごしたことで、人や動物に対し警戒心はあまりありません。
家に親せきや知り合いが来た時も、すぐにお気に入りのおもちゃを持っていき遊んでもらっていました。
もちろんその子の性格もあると思いますが、社会化期をどう過ごすかによって人見知りしない子だったり、または家族以外の人には警戒心の強い子になる可能性があります。
社会化期の時から、家に人が来たらおやつをあげてもらったり、おもちゃで遊んでもらったりすると人に慣れやすくなります。
また生活する上で慣れてほしいもの、掃除機やドライヤーの音、猫ちゃんを運ぶ為のキャリーバッグ、車など。これらもこの時期から経験させておくことで、大人になってから、掃除機をかけるたびに震える、病院に連れて行こうと思ったらキャリーバッグを嫌がる、などの猫ちゃんのストレスを減らすことができます。
当院では子猫ちゃんが来院された時には、診察台に慣れてもらうようその上でおやつをあげたり、できるだけいろんなスタッフが触れ合うようにしています。
<動物病院=怖い>にならないように子猫ちゃんの時期は月に1回は体重測定だけでも来院して頂けたらと思います!
なにか分からないことがあればお気軽にスタッフにご相談下さい。
そして、そんなふくもちょうどこのブログがアップされる23日で1歳になります。
これからも元気でたくましく育ってくれたらいいなと思います。
次回は、6/13にUP予定です。