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2020.05.09

日記

皆様、今一度ご確認を!

こんにちは。動物メディカルセンター 動物看護師・トリマーの安田です。
今年の3月4月は新型コロナウイルスの影響で、世の中のほとんどのイベントや集まりが中止になりました。
私も行こうとしていたセミナーや勉強会、イベントにも行けず、職場と家の往復・・・
休日は家で映画を見て過ごす・・・という日々を送っていました。

そんなある日、出勤途中の朝に遭遇した出来事です。

私はバイクで毎日通勤しているのですが、緊急事態宣言発令中の日曜日の朝ということで、
車も人通りもまばらで、通行人はお散歩したりジョギングをしている人を数人見かけるくらいでした。

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緩やかな坂にさしかかったときです。遠くの方から男性の叫び声が、
「おーい!待ってー!こらー!待てー!」
声の方を見てみると、息を切らしながら必死で坂道を走りながら
登ってくる男性の姿が私の目にとびこんできました!

何事かとバイクの速度を減速して辺りを見渡してみると、
男性の前方には軽やかにひとりで走るワンちゃんの姿が・・・

「何かの拍子で首輪か胴輪が外れたんだっ!!!」

ようやく事態を把握して焦った私は、バイクを停止させて車が来ていないか確認しました。
車道にワンちゃんが出ないか心配で一緒に追いかけるべきかを悩みました。
そんな慌てた飼い主や焦ってる私をよそに、ワンちゃんはというと、きちんと歩道を走っているのです。
ご存知の通り、犬は足が速い!そして追いかけると逃げる!
家では名前を呼ぶと尻尾を振りながら寄ってくる子も外ではなかなか寄ってきてはくれません。
そのワンちゃんは、飼い主が追いかけてくるのをそれはそれは嬉しそうに、一定の距離を保ちつつ、
近づくと逃げる、離れると立ち止まり、振り返っては待つを繰り返しながら明らかに、やりとりを楽しんでいる様子で、ヘトヘトになりながら追いかけている飼い主は完全にワンちゃんに遊ばれているように見えました。

一歩違えば大惨事、車が通っていなくて本当によかったです。
車がたくさん通る時間帯で交通事故にあっていたら取り返しがつきません!
万が一のことを想像すると・・・思わず冷や汗が・・・
この手の話は犬が無事に戻ってこられたからこそ笑って話せるエピソードになるのです。

ここで私からの切実なお願いです。

飼い主の皆様!今一度首輪の締め具合を確認していただきたい!

首輪は2本指が入れば苦しくありません。きついんじゃないかと思われるかもしれませんが大丈夫です!

トリミングでも日常的に首輪や胴輪の付け外しをしますが、身体のサイズに合っていないこともよくあります。

お使いのものは、ワンちゃんの体に合っていますか?

楽しいはずのお散歩が悲しいことにならないように、大切なワンちゃんを守れるのは飼い主さんだけです。
首輪の調節が不安な場合は、いつでもお尋ねくださいね!
明日は我身・・・私も家へ帰り大切な愛犬のハーネス確認しました!

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