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2021.11.27
日記
こんにちは! 動物メディカルセンター箕面 動物看護師の山中です。
今回のブログは、私と愛犬コロンの最近の過ごし方をお話したいと思います!
コロンは今、14歳のおじいちゃんパピヨンです。
シニアになると少しの体調の変化にもドキッとしますよね。
コロンには、腎不全と心不全、胆泥症があるのですが、お薬を飲んだり点滴をするなど、治療を頑張ってくれています。
しかし、11月に入ってすぐ、急に体調が悪化!家族でコロンにつきっきりな日々が始まりました。
お姉ちゃんと分担し、毎日のお散歩は欠かしませんでした。
そんなコロンも私の成長と共に、おじいちゃんになりました。
腎不全のため、食欲がなくなり体重ががくんと落ちました。
1時間半程行っていたお散歩には行きたがらなくなり、
1日中同じ場所で寝るようになりました。
しかし!
私は、コロンに出会えたからこそ、動物看護師になることができ、
その過程でいろんな人との出会いや、
たくさんのかけがえのない経験をすることができました。
感謝しかありません。
コロンが自分らしく、苦しむことなく過ごせるように全力で看護しようと思いました!
そこで、歩いたり食べたりと1人じゃできないことも色々増えてきましたが、
コロンが好きだったことをできる限り、今まで通りさせてあげることにしました!
、
ご飯を全く食べなくなってしまったので
無理のない範囲で強制給餌を始めました。
液体のご飯をシリンジで、直接お口に入れてあげます。
ただし、嫌がったら無理はしません。
ストレスにならないように、たくさん話しかけながら行っています。
体温が低いため保温をしたいのですが、
普段は、別々で寝ていましたが、
家族にぴっとりくっつくことが好きだったのと、
体調の変化に気づけるように、
毎日家族でリビングで一緒に寝ています(˘ω˘)
今、コロンが一番望んでいることは、
“家族と一緒に過ごすこと”だと考え、できる限り一緒に過ごすようにしています。
私が、1日1日を受け止め、大切に過ごせているのは、
・先生にしっかり診てもらって治療を受けられていること
・何か選択しないといけない時、家族で話し合うことが出来ていること
そして、
・コロンが望んでいることを想像して、行動できていること
があるからだと思います。
体力や筋力が落ちてきて出来ないことが増えていっても、
なるべく好きだったことは色々な工夫をしながら続けてあげて、今日も一日楽しかったな♪と
思えるように、これからも大切に毎日を過ごしていきたいと思います。
次回のブログ更新は、12月11日です!
2021.08.14
日記
こんにちは!動物メディカルセンター箕面 動物看護師 大盛です。
今年も猛暑がやってきましたが皆さんいかがお過ごしでしょうか。
先日自分にとって悲しい別れがあったのですが、前へ進むべくブログに書き残そうと思います。
我が家の小さな弟的存在であったくまごろうくんが天国へ旅立ちました。
くまくんは今年の5月で3歳を迎えたばかり。
クロクマハムスター(ゴールデンハムスター)の3年は、
人間で例えるなら100歳越え(!?)なんだそうです!
いつの間にか我が家の弟どころか人生、いや『ハム生』の先輩になっていて、
皆さん同様わたしたち家族もそのシニアパワーに驚きながら日々彼に励みや癒しをもらっていました。
しかし4月頃から食欲が低下し、寝ている時間が多いように感じたので当院ドクターに診察してもらう事に。
結果は「ニキビダニ」と「腹水貯留」。
何かしらの原因によって腹水が溜まり、
免疫力低下によって常在しているニキビダニが増殖しているという事でした。
結果を聞いた時には「自分の子がまさか」というショックな気持ちと
「シニアだから何か病気を発症してもおかしくないか…」
というとにかく自分を納得させなければという気持ちでいっぱいでした。
帰宅後は家族と「どうすれば今の彼に負担をかける事なく生活させてあげられるか」
何度も話し合いをしました。
また腹水が溜まると食欲が低下する危険性もありますが、
それ以上に自宅から病院への移動や処置に対するストレスが心配の種だったのです。
話し合いを重ねた結果、
「くまくんが快適な生活を過ごせるよう無理のない治療をしてあげたい」という結果が出ました。
その後は彼の大好きな野菜や口当たりの良い食事を与え、
毎日の投薬はなるべく短時間で、
大好きなお散歩はお手製のスリッパベッド越しに行いました。
すると少しずつではありますが食事も取り、
お散歩もベッドから出てきてくれるように
家族でホッと一安心していた矢先、最期の別れが訪れました。
一人ぼっちでなく家族みんなで見守りながら眠りにつく事ができたのは、
ヒト好きな彼らしい最期だったように感じます。
正直、こうして皆さんの前でくまくんの話題を出すと今でも目頭が熱くなります。
今、少しずつ気持ちが落ち着いてきて思うのは…
3年って数字で見るとあっという間ですが、
自分的には私たち家族とくまくんが過ごした3年はとにかく思い出溢れる長い時間だったという事です。
彼が家族になってくれたおかげでかけがえのない3年が過ごせた訳ですし、
改めて「わたしハムスター大好きだな」と気付かせてくれました。
たぶん私はこの先もワンちゃんやネコちゃんとはまた違った
小さな魅力を持つ彼らの虜であり続けると思います。
今でも診察でハムスターさんが来るとどこか懐かしさや嬉しさを感じます。
(先日受診されたとある小さな飼い主さま(お子さん)には
「ハムスターの動物看護師さん」とお声かけ頂けて感無量でした)
「短命だから…」「無表情で喜怒哀楽がわからない…」
とマイナスに捉えられがちなハムスターですが、
「毎日を一所懸命真面目に(?)生きている姿」や
「家族だからこそ気づける小さな魅力がある」そんな気がするのです。
覚悟していたとはいえ、
やはりくまくんとの別れは寂しいですが、
彼から学んだ知識を動物看護師として活かせるよう日々精進していきたいと思っています!
次回のブログ更新は…8月28日(土)です!
2021.05.08
日記
こんにちは。私は動物メディカルセンター看護師の田中です!
私は去年3月7日に2人目を出産しました!先日産休、育休を経て職場復帰しました。
妊娠中、スタッフをはじめ患者様にも温かい言葉をかけて頂いた事忘れられません。
復帰後も「おめでとう」と言ってくださりとても嬉しかったです(*^O^*)
36週と、少し早く産まれてきましたが元気な女の子でした!
ご報告にもなればと思い今回ブログでお話したいと思います。
まずは自己紹介をします☆
私は看護師15年目です。うちには7歳の娘と1歳の娘がいます。
そして、この病院で保護したうちの愛猫ティロちゃん14歳と、
新しく家族になったノルウェージャンフォレストキャットのアンジュ6歳と一緒に暮らしています。
ティロちゃんはブログで度々登場してくれています^^またアンジュも活躍してくれると思います!
そんな7歳の娘も生まれてからずっとティロちゃんと一緒で、ベビーベッドで一緒に寝ていました。
なんだか懐かしいです。
妹が出来るまでティロちゃんを妹のように思い一緒に育ってきました。
小さい時は耳をひっぱったり、足をつかんだりするので、何度も噛まれて泣いていました。
どうなる事かと思いましたが、大きくなるにつれ抱っこしたり、上手に撫でたり、ご飯をあげたりと、
今ではとっても仲良しです!
時々ちょっかいを出しすぎて、ティロちゃんに怒られ、追いかけまわされています(笑)
1歳の娘も、初めはなんだ?この生き物は?といった感じで、動けないながらも触りにいこうとしていましたが今では拙い言葉ながら「てぃっちゃん、てぃっちゃん」と撫でる?というよりバシバシしています(笑)
でもティロちゃんももう14歳、だいぶ大人に?いや、おばあちゃんになり、我慢強くなりました。
そして、新しく家族になったアンジュちゃん
元々は夫の弟が飼っていたのですが、事情があり飼えなくなったので、うちの家族になりました。
ティロちゃんとは、なかなか仲良くなれず、つかず離れずの微妙な距離を保ち日々過ごしています。
こんな感じで、私は毎日騒がしい日々を送っています!
また動物メディカルセンターで皆様にお会いできる日を楽しみにしております*^ω^*
2021.04.24
日記
こんにちは。北大阪ペットメディカルプラザの看護師、トリマーの楯川です。
突然ですが、私は「春」と言う季節が好きです。
そして春といえば「桜」一番大好きな花です。
(ちなみに我が子の名前には「春」と「桜」の漢字が入っています)
←三月下旬の中之島公園の写真です
新年度がスタートし、進学、進級とそれぞれ生活環境が変化する頃ですね…
ちょうど一年前に、新しい家族を迎えられた三家族の記事を紹介しました。
一年後、家族がどのように変わったでしょうか。各ご家族からコメント頂きました。
N家ローくん(トイプードル レッド)
あれから一歳4ヶ月に成長しました。
ローくんのチャームポイントはペロッと出た舌です。
1.5キロと小柄ですが、やんちゃ盛りで元気いっぱい!お姉ちゃんとパパさんにまとわりつく甘えん坊さんになりました。
とても大切な存在。彼との時間がかけがえなの無い宝物です!
U田家アルバくん(トイプードル ブラック)
アルバを迎えて一年が経ちました。笑顔の絶えない家族になりました。イタズラ好きのアルバですが、それすら家族の笑顔の材料です。
アルバに毎日のように、愛を伝えてますが…伝わってるかなぁ??大好きアルバ!
T家モカくん(トイプードル レッド)
モカが家族の一員になって一年が経つのですが、カワイイ♡大好き
愛情を欠かせない日はありません。家族みんなが彼にメロメロです!
我が家の王子様 あなたと家族になれて幸せです♪
どの家族からお話を伺っても、今までと違う形での愛情溢れる生活に変化したとのこと。
新しく迎えた小さな家族に日々癒され、励まされ、この先一緒に過ごす毎日がどんどん素敵な日常に変わっていくんだなぁと心が温まりました!
一方で、私の中に「変わらない思い」があります。かれこれ数十年、動物と関われる仕事に就いていられると言うこと。ずっと長く続いけられるのは動物が大好きだからです。シンプルですが、私にとってはこれが一番の「変わらない思い」です。この数十年で私の環境は変化しましたが、その当時から今も厳しくもあり、親身になり支えになってくれいた先生方、スタッフの事を尊敬しています。今の環境にも感謝し、皆さんご家族がハッピーライフを過ごせるお手伝いが出来る人でありたいと思います!
数十年前…の私達です!(ほぼ同期です)
小池先生
宮嶋先生
松田さん
楯川
変わりましたか?変わらないですか??
次回、5/8(土)UP予定です。
2021.03.13
日記
こんにちは。動物メディカルセンター高槻、看護師の辻田です。
今回は、2020年6月に我が家に新しい家族が増えたので紹介したいと思います。
アメリカンコッカースパニエルの男の子です。
ペットショップで母が一目ぼれして家族に迎え入れました。
誕生日:2020年3月15日
名前:JUN(ジュン)
6月に家に来たので、6月の「JUNE」から
名づけられました。
性格:人が大好き♡
⇒誰にでもしっぽを振って必死にかまって
アピールをします。
ボール大好き♡
⇒遊んでほしい時には、お気に入りのボールを
咥えて人の耳元で「ピプー」と音を鳴らしてアピールしてきます。
とてもやんちゃな子で、楽しいことも、大変なことも多いですが、
JUNちゃんがお家に来てからは、退屈しない毎日です。
JUNちゃんが生後6か月になった頃に目元に異変が出てきました!
目頭のところがぷっくりと膨れてきていました!
はじめは片目だけで大きさも小さく、
ときどき引っ込んだりしていたのですが、
徐々に大きくなり、反対の目も膨れてきてしまいました。
病院で診てもらうと、『チェリーアイ(第3眼瞼腺脱出)』と診断されました。
チェリーアイとは、
犬の目には、涙液の一部を生成するはたらきがある第三眼瞼腺というものがあります。
その涙を生成している第三眼瞼の腺の結合組織が無い場合または弱い場合に、第三眼瞼腺が通常の部位より外に出てしまい(脱出)、赤く膨れ上がってしまっている病気のことをさします。
アメリカンコッカースパニエルはこの病気は先天的におこりやすいと言われています。
そのまま放っておくと、結膜炎や角膜炎など別の眼の病気になってしまうおそれがあります。
また目に違和感があることで、前肢で眼をこすってしまって眼が傷付いてしまうこともあります。
目薬での治療もありましたがJUNちゃんの場合、だいぶ膨れてしまっていたのと、目薬をとても嫌がって点眼をさせてくれなかったので、外科治療をお願いしました。また、そろそろ去勢手術もしたいと思っていたので一緒に手術してもらいました。
≪OPE前≫ ≪OPE後≫
手術後の点眼はすごく大変でしたが、今のところ再発することもなく落ち着いてくれています。
手術前と手術後は目の周りを触られるのをとても嫌がっていたのですが、今では目の周りのケアをすることも嫌がらずさせてくれています。
あまり気にしていなかったとはいえ、やはり少し違和感や痛みがあったのかな?と思うと、手術をしてよかったです。
そんなJUNちゃんもあと2日で1歳のお誕生日です♪
新しいおもちゃをプレゼントしたいと思います。
次回は、3/27にUP予定です。
2021.01.23
日記
こんにちは!茨木の動物看護師の竹下です!
今回は、茨木猫スタッフのたろうの最近をご紹介します!
元々たろうにとってのお兄ちゃん的存在のギンちゃんがいたのですが、
昨年の秋に元スタッフの方のお家にと、病院での生活を卒業したばかりなのです。
たろうはギンちゃんのこと慕っていたので、お別れした当初は、
急にいなくなってしまったことに理解できず少し寂しそうにしていました
元々活発に動き回るタイプではないのと、遊び相手がいなくなったことで、
さらにじっとしている時間がさらに長くなるようになりました。
動かないままでいると、体の代謝が落ちたり、食欲にムラが出てくるようになったので、
この頃運動も兼ねたお散歩をするために1階の診察室にお邪魔していることがあります。
見かけたときは、声を掛けて頂けると控えめに尻尾を振って喜びます。
そんなたろうに、先日クリスマスプレゼントで、『あごのせクッション』をプレゼントしました!!
以前からよく丸まって、自分で腕枕しながら寝ているのを見かけることが多かったので
これを上手に使って寝ている姿は絶対に可愛い!という理由で選びました。
渡してすぐは、警戒して全く使う雰囲気はありませんでしたが、
最近ではお気に入りになった様子ですごく使ってくれています!
安心して寝ている様子や表情を見ていると、
このクッションをプレゼントしてよかったなと思います。
これからも大事に使ってもらえたら嬉しいです!
写真のたろうのように、お気に入りのものがあれば落ち着いて生活できるなんて子も
少なくないはずです。お家の子の入院やホテルの際に、飼い主様も不安だと思いますが、
ペットちゃんも全く知らない環境で不安でいっぱいになると思います。
病院で少しでも安心して快適に過ごして頂けるように、お気に入りの物であったり、
お家の中の匂いがついたタオルなどをご持参して頂けたらと思います。
2021.01.09
日記
明けましておめでとうございます。
皆様、元気に年を越せましたでしょうか?
年明け最初の投稿を担当します、動物看護師の杉野です。
今回は、我が家にやってきた天使を紹介します!
犬種:雑種
性別:女の子(R2.6.21)
名前:Loto(ロト)
名前の由来:この子が我が家に来た運命は、宝くじが当たる運命と同じぐらいの
運命だという由来で、宝くじのロト6から名付けました!
出会い:里親サイトで一目惚れをしたのが出会いです!
好きなオモチャ:音が鳴るオモチャ、サッカーボール
好きな食べ物:ヨーグルト
今食べているご飯:スキンケアパピーからi/d
使っている予防薬:フロントライン(ノミダニ)、当院で配合している粉薬(フィラリア)
避妊手術:6か月齢の時に、当院で腹腔鏡による避妊手術を行いました!
通常の避妊手術に比べて傷口が小さく、
術後の痛みが少なかったようで2日後には、いつもの様子に戻っていました!
特訓中のこと:散歩中に引っ張らないようにすること。呼び戻し。
子犬の社会化期はあっという間に過ぎてしまいます。
3回目のワクチンが終わってお散歩デビューをしてから社会化を始めては遅いです。
デビューをする前から抱っこで色々な場所を経験させて刺激を与えてあげて下さい。
当時、私もお手製の抱っこ紐でロトを抱いてお散歩に出かけていました。
そのおかげで、初めて自分の足で歩くお散歩の時に人や車の音、バイクの音などに怯えることなく楽しんでお散歩をしていました。
しかし、コロナ禍で人と人、犬と犬とが近づけなくなり、犬との接触が少なくなったせいか、犬が苦手になってしまいました…
でも、まだ諦めません!(笑)
少しでも克服できるように、ドックランへ行ったり、近所のワンちゃんとお散歩時間を合わせたりしています!
お友達ができるといいですが…まだまだ先は長そうです。
子犬のしつけについて私もとても悩んでいます!
そのたびに、しつけが専門の小池先生にアドバイスを頂いて、ロトと共に実践、成長しています!
皆さんもお困りのことがあれば是非、スタッフにご相談ください!
飼い主様もペットちゃんもお互いが生活しやすい環境を一緒に作れたらなと思っています!
2021.01.01
日記
新年あけましておめでとうございます!
動物メディカルセンターも穏やかに2021年の幕開けを迎えました。
今年は飼い主様もペットたちも私たちも、皆が健康にすごせること
そして会いたい時に会いたい人のところに行けるような年になることを願ってやみません。
今日の青空のように晴れ晴れとした気持ちで過ごせるような1年になりますように!
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
2021年 元日に箕面病院より
今年も頑張ります!!
2020.11.14
日記
こんにちは。動物メディカルセンター 獣医師の中川です。
さて、今回のお話は獣医師としてではなく一人の飼い主としてのお話です。
以前にもブログに出させていただいたうちの先住犬が先月亡くなりました。
享年12歳でした。
僕自身、ずっと一緒に暮らしてきた家族を亡くすという経験は初めてでしたので、今もまだ、ふと思い出して寂しい気持ちになります。
今は四十九日を終えて一段落ついたところです。
先月まで、病院内にてグリーフケア=悲しみや喪失感のケアセミナーを専門の先生に開催していただきました。ペットの高齢化が進む昨今、飼い主様とペットがより良いエンディングを迎えられるよう、私達スタッフの心構えや関わり方を学ぶためです。
セミナーでは所謂「ペットの終活」というものについて学びました。
飼い主とペット双方の生前から死後まで幅広いケアについてのお話をいただきました。
そんなセミナーを受けながら、自分の愛犬のターミナルケアに立ち会った経験を少しお話させていただければと思います。
9月の上旬ごろから食欲不振が進んでしまい、今まで食べていたフードを全く食べなくなってしまっており、病態としてはかなり厳しいものでした。
治療方針を決めるために次に行う検査としてはCT検査や生検など麻酔が必要な検査でした。
阿部先生のお話の中で、病気と向き合うだけでなく、あくまでもペットを主役に治療を考え、時には検査を次々進めていくだけでなく、ペットの気持ちとも相談して検査・治療を進めていくことが大切なのだと学びました。
家族と、病院の苦手なこの子にとって何が幸せなのだろうと考えた結果、この子にできるだけストレスがないように、幸せに最期を迎えてもらえるように、ということを家族と話し合って決めました。
まず、ご飯に関しては無理に療法食を与えるのではなく、好きなものを、食べられるものを食べてもらえるようにしました。
実はうちの子は雑炊が好物で、野菜や鶏の出汁で炊いたものが好物だったのでそれを作ったり..
.
深い器だと食べにくそうだったので、平皿やかさ上げ台を
使ってみたり…
実際に食べていた写真がなかったのが残念なのですが、
フードにはほとんど手を付けなかったのに、これは喜んで食べてくれていました。
うちの子はとても病院が苦手で、行くことそのものがストレスになるんじゃないか、ということもあり毎日は通院していませんでしたが、どうしても必要と思われる点滴とお薬の注射は頑張っていました。
ペットにとって住み慣れた家は「安全基地」なんだそうです。
その「安全基地」が脅かされないように、自宅ではなるべくいつも通りに過ごしてもらえるように、内服薬もストレスにならない範囲で与えることにしていました。
セミナーで教えていただいたように、自宅に仲の良かったわんちゃんやご近所さんなどに来てもらったりもしました。
皆さんに会えて尻尾をぶんぶん振ってくれていてとてもうれしそうにしていました。これは愛犬にとっても幸福なことだったと思うのですが、同時に僕ら飼い主側にとっても少し救われるような出来事でした。
同時に家族の不安を和らげることも大事なことでした。
ペットはずっと一緒に暮らしてきた家族のことをよく見ていて、不安や焦りなどを敏感に感じ取ってしまうんだそうです。だから僕たちもなるべくいつも通りに名前を呼んで、大好きなお散歩も本人が行きたそうであれば連れていくなどしていました。
最期には普段一緒に暮らしている家族とうちの子の実家(生家)のお父さんお母さんに囲まれながらゆっくりと息を引き取りました。
正直なところ、この選択で本当に正解だったのか今でもわかりません。ですが今回のこの選択は病気ではなくこの子を主役に、幸せな最期というものを考えられたということで後悔はしていません。
けれど、ペットの幸せは何かというのを考えること、今この子がどう思ってどう感じているのかというのを考えることはこれからも続けていきたいと思います。
この経験を皆様のペットの幸せな一生のために生かすことができるよう努力していくことが獣医師として今の僕にできる一つのことなのかなと思います。
次回、11/28(土)に更新予定です。
2020.08.22
日記
皆さま初めまして この春から夢への一歩を踏み出しました動物メディカルセンター箕面動物看護師の岩永です!
ブログの担当をさせて頂く のも初めてなので 、ご挨拶をかねて 我が家の 2匹の アイドルを紹介します♪
まずはネザーランドドワーフの『チル』
5 歳 の 男の子 です !
〈性格〉ほんとにウサギ?!
と疑うほど何事にも動じない肝っ玉の持ち主です。
〈好き 〉 水菜、ドライフルーツ 、
抱っこ、なでなで
〈苦手 〉フローリングは 滑 る から苦手
ウサギだけど人参嫌い。。。
怒ウサギは全身で怒りの感情を表現します!
中でも分かりやすいのが 「 足ダン(別名スタンピング) 」 と呼ばれるものです。
後ろ足を床に強く叩きつけ大きな音を出すことで不満をアピールします。
ご飯の食器やトイレをひっくり返すなど物に当たる子もいるみたいですよ 。
楽しい時とは逆に ブーブーと低い音を鼻で鳴らしたり、
耳やしっぽをピンと立てるときは機嫌が悪いサイン!
このようにイヌやネコだけでなくウサギも耳やしっぽ、動き など全身で感情を伝えてくれます
表情があまり変わらない分ワンちゃん達より分かりにくいので、私も日々チルくんの感情読みに苦戦しておりますが、これを機にウサギのイメージが変わった方がいれば嬉しく思います。
飼っていなければ、なかなか触れ合う機会のないウサギですが、 次会う時は是非感情を読み取るチャレンジをしてみてください。
次回のブログ更新は…9月12日(土)です。
2020.08.08
日記
こんにちは、高槻病院の獣医師宮嶋です。
長い梅雨も明け、日々猛暑の中、マスクの着用が大変になってきました。
私たち動物病院のスタッフは、コロナ禍以前からマスクを着用することが多くあります。手術に際するだけでなく、沢山の動物と接し、スタッフによっては、ウサギさんやネコちゃんにアレルギーがあって、マスクをすることがあります。実は、私自身もペルシャ系の長毛のネコちゃんに接したときにだけ、なぜか鼻水とクシャミが止まらなくなることがあります。
今の季節は、屋外でのマスクの着用は、本当に気を付けなければなりません。ワンちゃんのお散歩の際には、ワンちゃんだけでなく、くれぐれも飼い主さんも水分補給をしながら、状況に応じてマスクの着脱をして、お散歩に行ってくださいね。
今日8月8日は、毎年私が楽しみにしている地元での花火が行われる日でした。
今年は実施されず、本当に残念でなりません。
当院でのコロナ対策として消毒や換気以外に、大きく変わったことは、予約診療を取り入れ、病院内や車内で分散して、診察順を待っていただいていることです。
待合室は、以前は雑誌や資料を置いて、テーブルを囲んで椅子を配置していたのですが、少し殺風景になりました。
高槻病院では、フロアの広さがあり駐車場も広いため、分散していただけているかとは思いますが、感染者の増加する中、出来るだけ最小人数でのご来院を改めてお願い申し上げます。
コロナ終息後、これまでと違う新たな社会に変化しているかと思いますが、これまでと同じように花火を心から楽しめる日を願い、今を過ごしていきたいと思っています。
次回、8/22に更新予定です!
2020.06.29
日記
こんにちは
動物メディカルセンターの獣医師 高橋です。
うちの家族のトイプードルの「そら」
走る!
寝る!
見る!
と、元気な男の子です。
元気な男の子なんですが、
男の子としての疾患があります。それは・・・
精巣が1個しかありません
『陰睾(いんこう)』といわれるものです。
本来なら2つ降りてきて袋「陰嚢」の中に納まるのですが、それがお腹の中「腹腔」や股の部分「鼠経(そけい)」
に留まって降りていない状態をいいます。遺伝的疾患であり、腫瘍化するリスクが高く、手術検討となります。
精巣は基本的には2カ月齢までに正常の位置に来ますが、遅い子は6カ月かかるときもあります。
そら君は9カ月齢なのですが、触診すると鼠径部に精巣が確認できました。
超音波(下図)でも確認できました。
鼠径の位置は?ということで、仰向けの図になります。
※画像の子は女の子になります
鼠径部(上図の赤丸)は太ももの付け根にあります。
精巣がここにある場合は触診可能です。
赤字四角が正常な精巣の位置です。
お腹の中にある場合は超音波で診断可能です。
加齢とともに気づかないうちに巨大化していることもあります。
おうちの子で精巣が一個しかなければ、『元々ない』というよりもお腹の中にある可能性が高いですので、診察へお越しください。
そら君は乳歯が残っていたり、膝のお皿(膝蓋骨)が外れやすかったりと他にも治療していかなくてはならないところがあります。
同じ悩みを持つ皆様、ぜひご相談下さい!
動画はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=_USVfO2OBWA&feature=youtu.be
2020.05.23
日記
こんにちは。北大阪ペットメディカルプラザの看護師 溝口です。
元々ミニチュアダックスを飼っている我が家ですが、去年の夏に新しく猫ちゃんを迎えました。
キジトラの男の子で「ふく」と名付けました。
きっかけは生後1~2週間の子猫を病院で保護したことでした。
まだ生まれて間もなかったので自分でごはんも食べられず、排せつもできなかったので、スタッフが交代で家に連れて帰ったりしてお世話をしていました。
そして、ふくを初めて家に連れて帰ったとき、あまりの可愛さに家族みんながメロメロに…(笑)
最初は飼えたらいいなとぼんやりした気持ちでしたが、その後も家に来た時の可愛さが忘れられず家族で話し合い飼うことに決めました。
大きくなるにつれ、とってもとってもやんちゃになり、ふくが先住犬にちょっかいをかけてよく怒られていました…。
今では一緒にいるところをたまーにですが見かけるようになりました!
ふくは子猫にとって大事な社会化期(生後3~9週)をたくさんの動物が出入りする病院や、色々なスタッフの家で過ごしたことで、人や動物に対し警戒心はあまりありません。
家に親せきや知り合いが来た時も、すぐにお気に入りのおもちゃを持っていき遊んでもらっていました。
もちろんその子の性格もあると思いますが、社会化期をどう過ごすかによって人見知りしない子だったり、または家族以外の人には警戒心の強い子になる可能性があります。
社会化期の時から、家に人が来たらおやつをあげてもらったり、おもちゃで遊んでもらったりすると人に慣れやすくなります。
また生活する上で慣れてほしいもの、掃除機やドライヤーの音、猫ちゃんを運ぶ為のキャリーバッグ、車など。これらもこの時期から経験させておくことで、大人になってから、掃除機をかけるたびに震える、病院に連れて行こうと思ったらキャリーバッグを嫌がる、などの猫ちゃんのストレスを減らすことができます。
当院では子猫ちゃんが来院された時には、診察台に慣れてもらうようその上でおやつをあげたり、できるだけいろんなスタッフが触れ合うようにしています。
<動物病院=怖い>にならないように子猫ちゃんの時期は月に1回は体重測定だけでも来院して頂けたらと思います!
なにか分からないことがあればお気軽にスタッフにご相談下さい。
そして、そんなふくもちょうどこのブログがアップされる23日で1歳になります。
これからも元気でたくましく育ってくれたらいいなと思います。
次回は、6/13にUP予定です。
2020.05.09
日記
そんなある日、出勤途中の朝に遭遇した出来事です。
私はバイクで毎日通勤しているのですが、緊急事態宣言発令中の日曜日の朝ということで、
車も人通りもまばらで、通行人はお散歩したりジョギングをしている人を数人見かけるくらいでした。
緩やかな坂にさしかかったときです。遠くの方から男性の叫び声が、
「おーい!待ってー!こらー!待てー!」
声の方を見てみると、息を切らしながら必死で坂道を走りながら
登ってくる男性の姿が私の目にとびこんできました!
何事かとバイクの速度を減速して辺りを見渡してみると、
男性の前方には軽やかにひとりで走るワンちゃんの姿が・・・
「何かの拍子で首輪か胴輪が外れたんだっ!!!」
ようやく事態を把握して焦った私は、バイクを停止させて車が来ていないか確認しました。
車道にワンちゃんが出ないか心配で一緒に追いかけるべきかを悩みました。
そんな慌てた飼い主や焦ってる私をよそに、ワンちゃんはというと、きちんと歩道を走っているのです。
ご存知の通り、犬は足が速い!そして追いかけると逃げる!
家では名前を呼ぶと尻尾を振りながら寄ってくる子も外ではなかなか寄ってきてはくれません。
そのワンちゃんは、飼い主が追いかけてくるのをそれはそれは嬉しそうに、一定の距離を保ちつつ、
近づくと逃げる、離れると立ち止まり、振り返っては待つを繰り返しながら明らかに、やりとりを楽しんでいる様子で、ヘトヘトになりながら追いかけている飼い主は完全にワンちゃんに遊ばれているように見えました。
一歩違えば大惨事、車が通っていなくて本当によかったです。
車がたくさん通る時間帯で交通事故にあっていたら取り返しがつきません!
万が一のことを想像すると・・・思わず冷や汗が・・・
この手の話は犬が無事に戻ってこられたからこそ笑って話せるエピソードになるのです。
ここで私からの切実なお願いです。
飼い主の皆様!今一度首輪の締め具合を確認していただきたい!
首輪は2本指が入れば苦しくありません。きついんじゃないかと思われるかもしれませんが大丈夫です!
トリミングでも日常的に首輪や胴輪の付け外しをしますが、身体のサイズに合っていないこともよくあります。
お使いのものは、ワンちゃんの体に合っていますか?
楽しいはずのお散歩が悲しいことにならないように、大切なワンちゃんを守れるのは飼い主さんだけです。
首輪の調節が不安な場合は、いつでもお尋ねくださいね!
明日は我身・・・私も家へ帰り大切な愛犬のハーネス確認しました!
2020.04.25
日記
こんにちは。
動物メディカルセンター箕面 獣医師の上田です。
今回は、犬猫ではない生き物のお話。
それは突然の悲鳴から始まった。
午前中の診察が途切れた束の間の瞬間だった。
女性スタッフが叫びながら診察室から飛び出してきた。
何があったのかと診察室を覗いてみた。
その時の写真がこちら。
ぱっと見、何に驚いたのかわからなかった。
が、
お気づきになられただろうか?
そう、
時計の近くに黒い塊があるのを。。。
では、ズームしてもう一度。
お分りいただけただろうか?
中央の胴体から左右に細長い足が4対。
そう、そこにいたのは蜘蛛。
デカいッ!
いつも豆粒くらいの蜘蛛はよく見かける。近づくとピョコピョコ飛び跳ねて逃げていく姿は実にかわいらしい。しかし、今回のそれは豆粒じゃない。足先まで含めたら掌サイズはあろうか?とにかく想像していた蜘蛛よりデカい。熱帯地域にいるタランチュラを彷彿させるデカさ。流石に、私も初めて見た時は少しビビった。自然から離れ都会という色に染まってしまったがために、掌サイズの蜘蛛に、自分よりはるかに小さい蜘蛛に私はビビってしまったのだ。しかし、獣医師という職業柄なのか、私が本来持つ『動物が好き♡』という性質からなのか、次第にこの蜘蛛の種類が何なのかが気になり始めた。それを知るために、もっと近づいてみよう。
この蜘蛛、足が長い。そのためか、『アシダカグモ』というらしい。
分類:節足動物門 クモ綱 クモ目 アシダカグモ科 アシダカグモ属 アシダカグモ
このアシダカグモ、私たちにはとても有益な蜘蛛で、ゴギブリを食べてくれるのだそうだ。長い足のおかげで機動力に長け、床でも天井でも壁でも素早く動き、ゴキブリが気づいた時にはすでに捕食されている。アシダカグモが2、3匹いれば、その家に住むゴキブリは半年で全滅するらしい。そこからついた異名は『軍曹』。実に仕事熱心で捕食中でも新たな標的が現れたらそちらを捕食しに行く。そして、標的がいなくなれば、新たな獲物を求め次なる戦場へと赴く。つまり、軍曹がいなくなったということは、ゴキブリがいなくなったということ。
この箕面に赴任してきた軍曹は、外に撤退していただいた(捕獲して外に解き放った)。
が、後日また戻ってきてしまった。
後日その1
後日その2
これらの写真の中に軍曹は潜んでいる。どこにいるか探してみていただきたい。
彼らは臆病であり、自分より大きい存在である人や犬、猫に対して害を及ぼすことはなく、本来人前に姿を現わすことは滅多にない。
こうして、軍曹のことを知れば、見た目はともかくとして愛着が湧いてこないだろうか?今はもうその姿を拝むことはなくなってしまったので、新たな戦地に赴いたのであろう。またいつの日か、私たちの宿敵であるゴキブリが暗躍する頃(おそらく夏頃)に軍曹にお会いしたいものである。
万が一、診察中に出会った場合は決してパニックは起こさず、そっと一言
「お勤めご苦労様です」
と挨拶しようと思うのである。