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2016.07.23
日記
こんにちは。動物メディカルセンター茨木・看護師の塩見です。
今回は茨木病院の小さなスタッフをご紹介いたします!
銀ちゃんは、約3年前ある事情により飼い主様と離れる事になり、
病院スタッフの一員となりました。
来た当初、飼い主様と離れた寂しさと初めての場所での緊張で、
お部屋の隅っこで固まっていました・・・。
そんな銀ちゃんですが、徐々に病院の環境に慣れてくれ、
今ではすっかり茨木病院のアイドル猫です!
毎朝スタッフが出勤して銀ちゃんをお部屋から出すと『ニャーーーーー』と
大きな声を出してご飯を催促します。
一気に食べるわけではなく、少し食べると満足してぐぅたらな1日が始まります(^^;)
実は銀ちゃん少し?ぽっちゃり体系のため、現在ダイエット中なのです!!
猫ちゃんのダイエットはなかなか根気がいるもので・・・
食事制限だけでなく、銀ちゃんの毛で作った『毛玉ボール』を追いかけて運動しています。
猫ちゃんのダイエットには上下運動が効果的ですが、銀ちゃんは基本寝ていることが多いので、
ホテルの子がいない時は、お部屋を広くして上下左右に上れるように工夫しています♪
お昼になるとスタッフの皆と休憩室へ移動します!
ここでもだらだら過ごしている銀ちゃんですが、スタッフ堀部さんの飼い猫の歌舞伎ちゃんや
北大阪病院のチャンプ君が来ている時は、皆で大暴れ!大運動会が始まります(^^;)
スタッフがご飯を食べている中、お構いなしに走りまわります。
しばらくして疲れると、一気に大人しくなる猫たちなのです。
はじめはあんなに警戒していた銀ちゃんですが、今ではかまってほしいとスタッフの仕事の邪魔をしてきたり
とっても甘えん坊さんになりました。
毎日のびのび過ごしてくれている銀ちゃんを見ると私たちスタッフもとっても癒され、
嬉しい気持ちになります!
愛情を注ぎ過ぎて、たまに過保護になってしまう時もありますが・・・
ホテルや入院でお預かりする子たちも、銀ちゃんと同じく
ご家族と離れて不安になっている子が多いですが、
その子1人1人に合ったお世話を心がけ、
今回銀ちゃんから学ばせてもらったことを活かして、
飼い主様・ペットちゃんともに少しでも安心して頂けるよう接しています。
初めて猫ちゃんを飼われる方、預けるのが心配な方、不安なことがあればどんなことでも
当院スタッフへお気軽にご相談ください。
猫ちゃんたちが快適に過ごせるようお手伝いいたします!!
次回のブログは8月6日更新予定です。
2016.07.09
日記
こんにちは。
動物メディカルセンター(高槻)の看護士の永松です。
私は家で猫を2匹飼っています。
2匹の性格はバラバラですが仲良く暮らしています。
最初は1匹しか飼っていませんでした。
道端でか細い声で鳴いている猫を見つけて連れて帰ってしまったのがきっかけで、私の猫好き人生がスタートしました。
一匹目は女の子のトラちゃん。保護した当時推定5ヶ月くらいでした。
やせ細っていたトラもお家でおいしいご飯をたらふく食べて
すくすく元気に育っていきました。
そのちょうど一年後。
2匹目のマロくんをおうちに迎え入れました。
保護した当時推定2週間ほどの小さな子猫ちゃんでした。
マロは毎日のように職場に一緒に連れて行き、適切な検査をしてトラと一緒のお部屋で暮らすようになりました。
そんな二人の性格はバラバラです。
トラはとっても怖がりさんです。
知らない人の気配を感じるとその日はご飯も食べてくれません。とてもナイーブな女の子。
一方マロは、とてもフレンドリーです。
病院に連れてきてもへっちゃらで、診察台の上でもご飯を食べられるくらい食欲旺盛な男の子です。
それぞれの猫の個性も大きく関係しますが、2匹の大きく違う点は『社会化期に様々な刺激を体験しているかどうか』です。
猫の社会化期は生後3週~12週。3か月を迎えるころには性格の核となる部分は形成されていきます。
トラはその期間をお外の世界で過ごしました。
一方マロは毎日病院に連れられていろんな人、動物、音、匂い、刺激を体験して過ごしました。
やはりその経験がマロのフレンドリーで物怖じしない性格に大きく影響しています。
お家の中の世界しか知らないで大人になった猫ちゃんは将来極度の病院嫌いになったり、様々な刺激に耐えられない性格に育っていってしまいます。
この大事な社会化期をどう過ごすのか、飼い主さまの判断しだいで猫ちゃんの一生が左右されるといっても過言ではありません。
北大阪ペットメディカルプラザでは子猫の社会化教室を毎月開催しています。
行動診療科の小池先生監修のもと、近い月齢の子猫同士での関わりや、人、音、匂い、様々な刺激を体験できる貴重な時間を一緒に過ごしませんか?
病院の看板猫チャンプくんも先輩として活躍しています!
お問合せは北大阪ペットメディカルプラザまで♪
〒569-1137高槻市岡本町5-32
TEL:072-690-2288
皆さまの猫ちゃんが幸せな猫人生を歩めます様一生懸命サポートさせていただきます☆
次回 7月23日に更新予定です。
2015.12.25
日記
こんにちは。動物メディカルセンター箕面の獣医師の上田です。
今日は、迷子になったワンちゃんのお話をしたいと思います。
ある日、待合室に出ると一匹のワンちゃんがそこにいました。周りを見ても飼い主さんはおらず、その子だけでした。入り口の扉が開いていたので、そこから入ってきたのでしょう。ワンちゃんは身体中にひっつき虫(ヌスビトハギと思われる)をくっつけていました。
捕獲されたワンちゃんの体には足にも沢山ひっつき虫がつきました。
沢山のひっつき虫(ヌスビトハギ)がくっついていました。
状況から察するに、どこかの茂みを駆け回ってきた迷子さんということは間違いなさそうでした。とりあえず保護してよく見ると、見覚えのある顔のワンちゃんでした。
「うちの患者さんによく似ている!?」
思い当たるお家に電話をかけて飼い主さんに確認に来てもらうと、確かにそのお家のワンちゃんでした。というわけで、飼い主さんも見つかり、無事に帰って行きました。
あぁ〜、見つかってよかった!
といいますか、よく自分から当院にたどり着いてくれたものです!こうして無事にお家へ帰ることができてほっとしました。このワンちゃんはトリミングによく来てくれている子で、もしかしたらトリミングをしてほしくて当院まで足を運んでくれたのかもしれませんね(笑)。
今回の出来事から思ったことは、『マイクロチップって大事だな』ということです。今回、マイクロチップを頼りに飼い主さんを見つけた訳ではありませんが、マイクロチップを入れていれば知らない子でも簡単に身元を判明させることができるからです。
マイクロチップには国・メーカーコード、動物種コード、個体番号などが組み合わされた世界でただ一つの個体識別番号が書き込まれており、専用の器具を使って読みとります。マイクロチップを埋め込んだ動物と飼い主のデータは日本獣医師会に登録され、読み取られた個体識別番号をデータベースに紹介することで、即座に飼い主さんに連絡を取ることができます。
服を着ていてもマイクロチップは読み取れます。
皆さん、万が一の時の備えは大丈夫ですか?
2015.12.20
日記
私は某アニメをきっかけにハムスターの魅力に取りつかれました。
今では6代目のハムちゃんと一緒に生活しています。
先代の子には寿命を全うした子、疾患にかかり亡くなった子もいました。
ハムスターは初めて飼育するには比較的飼いやすい動物と聞きます。
しかし私の飼育経験上、病気の症状に気づきにくい動物でもあるように思います。
他の動物に比べ、痛みなどの意思表示をあまり見せないのです。
「昨日まで動き回っていたのに、今日見たらぐったりしている」なんて事が多くあるのが現状です。
では、そうならない為にはどうすればよいのでしょうか?
まず一つ目に『できるだけ毎日触れ合う事』です。
毎日抱っこしたりする事で、その子の体型や何か腫れ物ができていないかなど
病気や肥満の早期発見につながります。
ただし、長時間触り続けるのはNG。
かえってハムちゃんのストレスになります!
二つ目に『お部屋の環境を再確認する』。
ハムちゃんはとても小さな動物です。
ケージを置いているお部屋の温度や冷暖房の風の位置はどうですか?
ちょっとした温度の変化で体調を崩す子もいます。
また、ケージ周りの物にも要注意です。
ハムちゃんはワンちゃんやネコちゃんに比べ、寿命は短いです。
その人生ならぬハム生を有意義に過ごしてもらえるよう、
日頃からこまめに体調を見てあげるように心がけてください。
もし、ハムちゃんを飼育する上で何か分からない事やちょっとした体調の変化があれば、
当院までご相談ください。
当院では簡単な健康チェックから診察まで行っております。
2015.11.26
日記
『少しぐらいの嘔吐と侮るなかれ!!』
こんにちは、動物メディカルセンター高槻の 獣医師 尾崎 です。
今日は「一見元気なワンちゃんが飼い主さんとの問診から膵炎を発見できた」お話をしたいと思います。
ワンちゃんは空腹時間が長い時に少し吐いたり、猫ちゃんは毛玉を吐いたりと生理的な嘔吐ももちろんあります。
ですが1日のうち又は数日間何度も繰り返すような嘔吐は、たとえ本人が吐いた後に普段と変わらなくても要注意です!
ついこの間のことでした。健康チェックで来院したとあるワンちゃんがいました。
「うんち、おしっこはしっかり出ていますか?」
「吐き戻しとか最近気になる体調の変化はありますか?」
と伺った時に、飼い主さんが「昨日数回吐きました、でも元気です。」とのことでした。
現に診察台の上にいるワンちゃんはパタパタと機嫌よさげに尻尾を振っていました。
その後、いつもの血液検査の項目に幾つか加えて検査したところ、異常値が検出され即入院となりました。
どのような項目で異常値が出たかというとAmy「アミラーゼ」という膵臓の酵素を測った項目で異常値が出ていたのです。Amyとは、唾液腺やすい臓からでる消化酵素で、血中には通常わずかしかありません。唾液腺や膵臓の障害で上昇が見られます。ですが、なんと1000以上に上昇しており、膵炎になってしまっていたのでした。
予想はしていましたが入院後すぐに食欲廃絶等の症状が出始めました。しかし点滴や注射による早期の治療が行えたのでその後改善が見られ、数日で退院することができました。
診察台の上では元気だったため、嘔吐していたという情報で追加検査していなければ治療開始がかなり遅れていたでしょう。
少しの嘔吐と侮るなかれ、診察の方針が劇的に変わる飼い主さんにしかわからない貴重な情報です。
嘔吐だけでなく少しでも気になる体調の変化は、診察時に獣医師はもちろん受付の時に伝えていただいても構いませんので積極的にお伝えください。
2015.11.16
日記
こんにちは。動物メディカルセンター茨木の堀部です。
今日はお家での事故についてお話したいと思います
「うちの子が、異物を食べた!!」 と焦って来院される方が多いですが
お家の子は大丈夫ですか??
とくに、
仔犬や仔猫のうちは、遊びに夢中になり食べてはいけないものを食べてしまったりする
ケースがあります。
誤食したと思ったらすぐに病院に連絡してください!!
誤食してしまったとき、飼い主様が自分で対処するには危険なものもあります。たとえば、尖った異物は無理に吐かせると内臓を損傷することがあるため、レントゲンで確認してから内視鏡で取りだす方法や開腹手術などで異物を取り出すこともあります。
誤食を防ぐには飼い主さんの「しつけ」と「整理整頓」が大切です。
大阪の動物メディカルセンターでは、仔犬の幼稚園からワンポイントしつけなどもしております。
小さな心配が大きな問題にならないように、スタッフ全員でサポートさせて頂きます。
2015.11.09
日記
こんにちは。動物メディカルセンター高槻の辻田です。
今回は、病院で過ごしていたチワワの百々ちゃんのお話をします。
あるおばあちゃんと2人で暮らしていた百々ちゃんは、訳あって病院で飼うことになりました。
スタッフとも仲良くしてくれ、病院にもすぐに慣れてくれました。
ごはんをペロリと完食し、病院の中を走り回ったり、院内の子と仲良く寝ていたり、スタッフと一緒に遊んだりと、百々ちゃんの可愛い姿はスタッフの癒やしでした。
ですが、少しずつ変化が出始めました。
病院は常に色んなわんちゃん、ねこちゃんが出入りします。
その子たちを見るたびに吠えるようになってきました。
吠える声は次第に強くなり、声がかれそうになるほどに(゚д゚lll)
おばあちゃんと暮らしていたときには、百々ちゃんにだけ注がれていた愛情が、
他の子にも向けられていることが寂しくなったんでしょうか⁇
あまりにも吠える百々ちゃん…
「やはり百々ちゃんには病院ではなく、普通の家庭で過ごした方が幸せなのではないか⁇」
と思うようになり、縁あって私の実家で引き取ることになりました。
百々ちゃんは、病院に来たときと同じように、私の家にも家族にもすぐに慣れてくれました。
このようにあまりに吠えてしまう子は、何かしらの理由がある場合が多いです・・
当院でしつけカウンセリングもありますので、ご相談ください。
お家に来てすぐの百々ちゃん♪(緊張することなくすぐにおちつきました)
百々ちゃんの場合は、愛情が自分だけにそそがれていないことが嫌だったようで、
お家に百々ちゃんが来てから約3週間がたったころには
家族からのたっぷりの愛情のおかげで、お家では吠えなくなりました。
お腹を見せて寝ている百々ちゃんを見ると、引き取ってよかったなと思います。
すぐにお腹を見せる百々ちゃん♪(お腹をなでてあげるとうっとりします)
今では、ここがずっと自分の家だったかのように過ごしています。
これからも百々ちゃんが幸せに過ごしていけるように、たくさんの愛情をそそいでいきたいと思います。
2015.11.05
日記
こんにちは。動物メディカルセンター箕面看護師の田中です。
今日は当院で皮膚病の治療を頑張ってくれている飼い主様と猫ちゃんのお話を
したいと思います
日本猫・メス・2歳
来院時の症状・状態
皮膚の毛がない、執拗になめる・かじる、発疹
食事は今は普通に市販されているご飯を食べている
<当院での検査>
皮膚そうは検査 (寄生虫などがいないか)
血液検査 (内分泌に問題がないか)
・・・・・検査結果は全て異常なし・・・・・
しかし飼い主様は猫ちゃんの痒がり掻き毟る姿を見るのは辛い・・どうしたらいいでしょう
<当院での処置>
○まず食物アレルギーがないか、除去食試験を行ってもらう。
加水分解した蛋白質を使ったご飯→痒みはおさまったが、すぐ下痢になってしまった
新奇蛋白質を使ったご飯→痒みもおさまり、毛も生えてきた
<プラスαでおうちで出来ること>
痒みを抑えアレルギー症状を落ち着かせる為に薬浴をおすすめしてもらいました。
特に脱毛、痒みのひどい部分だけ定期的に薬用のシャンプーをすること。
薬浴は、普通にシャンプーするのとは違い、皮膚に薬液を浸透させるように、シャンプーします。
手順
① しっかり毛を濡らす
② 薬液を皮膚にしみこむように塗る、マッサージをする
(そのまま5~10分そのままつけ置く)
③ きれいに流し、しっかり乾燥させる
この猫ちゃんは食事療法と薬浴をすることによって、皮膚はいい状態に保たれています。
この子のように皮膚に病気を抱えている猫ちゃんもいると思います。諦めないで当院でご相談下さい。猫ちゃんにとっても、飼い主様にとっても、ベストな治療法を見つけます!!
大阪で動物(犬、猫)の皮膚病は動物メディカルセンターへ!