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2017.12.23

食事のこと

強制給餌の方法

こんにちは。動物メディカルセンター茨木 看護師の塩見です。
今回は『自分でご飯を食べられない子の給餌方法』についてお話します。

体調不良や病気などが原因で、食欲がわかなかったり、食べる気力がなくなってしまう子達がいます。
そのまま何日もご飯を食べないでいると、一気に体重が落ち、どんどん弱っていってしまいます。
そんな時は状況に応じて、私たち飼い主がご飯を食べさせてあげる必要があります!

当院へ通院されている動物たちの中にもそのような子は少なくありません。
病院にいる間は看護師が食事を食べさせることができますが、
お家ではどうやって食べさせればいいのか分からない!嫌がって暴れる!飲み込んでくれない!など、
苦戦されているお声を良くお聞きしますので、少しでも参考にして頂ければと思います。

【準備して頂くもの】

      

・カテーテルチップ                ・シリンジ各大きさ
(強制給餌用のシリンジです。フードが通りやすいよう先端が太くなっています。)

・口周りを拭く用のタオル
・嫌がる子はエリザベスカラーやバスタオル

【方法】
基本的には流動食や缶詰など飲み込みやすいフードを使用します。
ドライフードを使う場合は芯が残らないようにしっかりふやかすと、シリンジを通す事が出来ます。

《シリンジを使用して行う場合》
・顔を軽く固定して、口の中にシリンジの先を入れ、フードを”少量”流し込みます。


《手で行う場合》
・指に少しフードをのせて、上顎になすりつけます。

【注意点】
・1回の時間は、長くても15分以内に終えましょう!
長時間すると疲れてしまう為、嫌がったりして時間がかかる子は
短時間を頻回にしてみて下さい。

・はじめは少量からスタートし、食べられそうなら少しずつ増やしましょう!
はじめから一度にたくさん食べさせてしまうと、苦しくなって嘔吐してしまう事があります。
少しの量から始め、しんどくなく食べられそうなら徐々に1回量を増やしていきましょう。

・無理はせず、しんどくなる前に終わりにしましょう!
はじめは嫌がっていても、毎日続けていくと飼い主様も慣れてきてスムーズに食べてくれるようになる事もあります!

ですが、激しく嫌がる、お口に入れられない、1日量食べられない!など上手くいかない場合は
病院でもお手伝いいたしますので私たちにご相談下さい。
みんなで長寿を目指しましょう。

今回が年内最後のブログとなります。
今年も1年間ご愛読いただきありがとうございました。
皆さまはどのような2017年を過ごされましたでしょうか。
来る2018年もスタッフ一丸となって皆様と小さな家族の幸せな時間をお手伝いしていきたいと思っています。
どうぞ良いお年をお迎えください。

動物メディカルセンター 院長 北尾貴史 スタッフ一同