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2014.11.28
犬や猫といったペットも神経系の病気になってしまうことは少なくありません。
比較的多くみられる病気である椎間板ヘルニアの場合は、
犬で最も起こりやすい場所は胸椎と腰椎の移行部と腰椎・頚椎であり、
猫では腰に起こることがあります。
症状が進行してしまうと下半身が完全に麻痺してしまい、
自力で排泄が不可能となってしまいます。
椎間板ヘルニアの治療の際には、
内科療法と外科療法を駆使して治療をおこなっていきます。
グレードによっては手術をしないといけないこともあります。
初期段階で治療をすれば、
内科療法と厳密な安静で対処できることもありますので、
早めに治療をするようにしてください。
重症筋無力症の場合は、
発達障害や呼吸が荒くなるのが特徴であり、
少し歩くとすぐにペットが休んでしまい、
症状が進行すると自分の体重を支えることができなくなってしまいます。
治療の際にはピリドスチグミンやステロイド剤を使用します。
継続した通院が必要であり、治療期間はどうしても長くなってしまいます。
治療後も再発をしないかどうかを気をつけてみていく必要があります。
大切な家族の一員であるペットに異常な様子が見られた時には
できるだけ早く受診し、治療を始めてあげてください。