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2016.01.10
予防のこと
こんにちは、動物メディカルセンター茨木 看護師の塩見です。
様々な病気や症状に対し、外用薬が処方されることがあります。
動物達にとって顔周りを触られることは、嬉しいことではないので慣れていないと
嫌がってうまく出来ないことがあります。
今回は、目薬・点耳薬がスムーズに行えるようポイントをふまえてご説明します!
《目薬》
1、片手で顔が動かないように支え、少し上を向かせます。
2、もう片方の手で目薬を持ちます。
3、目薬を持った手の小指で、少し瞼を開けます。
4、目が開いたら後ろから目薬を落とします。
5、できたら、褒めてあげましょう!
☆ポイント☆
・前から差そうとすると怖がって逃げてしまうので、後ろから差しましょう!
・ペットが嫌がる前に素早く差しましょう。
!!注意!!
目薬を続けてさす場合、必ず5~10分は間隔をあけましょう。
間をあけずにすぐさすと、初めの目薬が流れてしまいます。
《点耳薬》
1、軽く耳を持ち、耳の穴を確認します。
2、耳の穴が確認出来たら1~2滴薬を入れます。
3、耳のつけ根を優しく持ち優しく揉んで、薬を中に浸透させます。
4、できたら、褒めてあげましょう。
☆ポイント☆
耳に疾患がある子は、痛かったり痒かったりして、触られるのを嫌がります。
そんな場合でも声をかけたり、気を紛らわせながら行うとスムーズに行いやすいです。
暴れてしまう子は、薬が目に入ってしまわないよう注意しながら2人で行いましょう。
薬によって、保存方法や回数が異なります。
処方時にスタッフがお伝えしていますので、必ず確認をお願いします。
最後には毎回褒めてあげましょう!
褒めることで良い印象に近づき、次回もやりやすくなります。
どうしても嫌がって出来ない場合はスタッフへご相談下さい♪