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2015.09.08
外科・整形外科
もしもうちの子犬が骨折してしまったら、どうやって育てていけばいいの!?
育て方・しつけ方編~その4~
前回までに、出来ることとして必要なこと【その4】までお話しました。
今回は【その5】からです!いよいよトレーニングに入っていきますよ。
【必要なこと その5】:トレーニング
『オスワリ』をきわめよう!
たくさんの号令を教えていなくても、オスワリひとつを究めるだけで、
「さまざまな問題行動の予防」「飼い主さんに主導権のある接し方」
「ストレス解消」などに十分に役立つのです!
ただし、『究める』とは・・・
いつでも / どこでも / 何をしてても1回の号令でオスワリができること、を示します!
どうやって教えたらいいかは、当院の個別レッスンで対応しています。
【必要なこと その6】:トリックを教えよう
エネルギーレベルの高いワンちゃんは、運動できないことがストレスに・・
ならば、頭を使ってもらいましょう!
『頭を使う』とは? → 新しいことを覚えること
特にいろいろなトリック(一瞬芸)は楽しいのでおすすめ
例: バーン(おなかを見せる) ・ タッチ ・ 鼻パク
バイバイ ・ 首をかしげる ・ カメラ目線
反省 ・ かばん持ち
などなど、骨折部位に影響の少ないトリックを教えてみよう。
最後に・・。当院では、様々な整形外科疾患の動物たちが来院します。
獣医師・看護師がチームを組んで、全力で治療に当たっていますが、同時に、
「治療過程でのストレスの軽減」「お家での管理の方法やフォローアップ」「リハビリテーションによる機能回復」などについても常に考えて、治療・看護に携わっています。
心配事があったら、いつでもお気軽にご相談ください。
一緒に、愛犬にとってベストな方法を考えていきましょう!
文責:動物メディカルセンター行動診療科 小池 美和