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2019.07.14
日記
こんにちは。動物メディカルセンター箕面 看護師 田中です。
今日はうちの子(日本猫)ティロちゃんが家から脱走(笑)したときの事をお話しようと思います。
ティロは生まれて3週位の頃に、段ボールに入れられて捨てられていたのを保護したのがきっかけで家に来ました。最初は衰弱し、痩せていて、可哀想な状態でした。でもすくすく育ち、わがまま放題のおてんば娘になってしまいました(^-^;)
あれは4年半ぐらい前の秋頃だったと思います。
私には今5歳の娘がいるのですが、当時まだ生後半年位だったので抱っこ紐で娘を連れて買い物をして帰り、荷物を玄関に置いて、娘をベビーベッドに下ろして、荷物を片付けました。そして一息ついて、娘におっぱいをあげたり、オムツを換えたり家事をしたりしていました。ティロちゃんは、隠れている事が多いのですが、いつも玄関にお出迎えに来てくれるのにおかしいなーと思ってはいたんです!
そして、夕方になり、ティロちゃんのご飯の時間になったので、いつものように「ティロちゃ~ん。まんまよ~」と声を掛け、ご飯の準備をしていたのですが、来ないのです。
うちの子はご飯、命!というぐらい、「まんまよ」というフレーズの「ま・ん」ぐらいで
気配を察知し、すごいスピードで飛んでくる子なんです。朝ご飯の時は一番すごくて、毎日朝の早い時間に、ものすごいスピードで家中を走り回り、私の上をバンバン走り回り、みぞおちにキックを決め、起こしてくれます(笑)この前は娘の頭の上を駆け巡り、娘が泣いて起きていました(^^;)
さて!ここでちょこっとブレイク!
それではお話に戻ります。
そんなティロちゃんが、「まんまよ~」と言っているのに来ない!!
「え?どこにおるんや??」と思い、家中探し回りました。しかしどこにもいません。「これは、もしかして外に・・・?え?でも、いつ??」そう思いながらも、外に探しに行きました。うちの家はマンションなので、同じ階のフロアは端から端まで見に行き、「いない・・・」、次は1階上と1階下のフロアを端から端まで探しました。「やっぱりいない、どうしようう・・・(泣)」で、もう1階下も見てみよう!と下りると、ちょうど私の家の2階下のお宅の玄関の前で固まっていました。
「あー!!ティロちゃんこんなところにおったん?」と私が近づくと、「ヴ~~~シャア―――!!!」と物凄い威嚇(汗)。捕まえようとしても肛門腺は、まき散らすし、すごい怒っていて、とてもじゃないけどそのまま抱っこして連れて帰ることが出来ませんでした。
はてさて、これはどうしたもんか??と思いましたが、私は動物看護師。看護師歴13年。様々な猫ちゃんと接してきました。怒る猫ちゃんの扱いも熟知しています!
なのでしっかり準備しに家に帰り、ティロちゃんを捕まえて家まで連れて帰りました。
ただ「自分の子やのになあ…。」と、なんだか複雑な気持ちでした。(^^;)
でもティロちゃんは外が苦手で怖くて、でも興味もあって、出てみたはいいけど、どうすることも出来なくて怖い思いをしたんだなあと思って可哀想な事したな。もっと早く気付いてあげられれば良かったなぁと思いました。
家に帰ってもずっと怒ってるのでクールダウンの為にお風呂場で少し落ち着いてもらっていると、いつものティロちゃんに戻ったので、ご飯をあげてご機嫌になったので、シャンプーをしました。
さて、なぜこのような事が起こってしまったのでしょう??
今回の脱走劇は私が娘を抱っこ紐で抱っこし、荷物を両手に抱えていると足元が見えず、一瞬の隙に玄関の扉の隙間をすり抜け出て行ってしまった。そしてうちの子は大体隠れてることが多いので、本当にいないことに気付くのが遅れてしまったことによるものです。
飼い主として反省です・・・。
でも飛び降りたりしていなくて本当に良かったーと思いました。
もし飛んでいたら確実に生きてはいられない高さだったので・・・(>0<;)
それからというもの、外から帰ったら必ずティロちゃんがいるのを確認しています。
あともう一つ感じたことは定期的に爪切っといてよかったなと思いました。
あ、ティロちゃんの爪切りもブログに載せてるのでよかったら見て下さい☆