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2019.10.12
日記
こんにちは、動物メディカルセンター 獣医師 尾崎です。
今回は先日動物メディカルセンター箕面で行われた「ペット元気塾」についてお話しようと
思います。
内容は、「内視鏡の世界」としてお話しをさせていただきました。
私は、動物メディカルセンターに勤める前に動物の健康を維持するためにも自分
が健康でなくては!と思い、人間ドックを受けました。
そのとき、人生初の内視鏡検査がありました。
動物では、麻酔をかけて口から消化器内視鏡を入れます。
その印象があったため、自分も口から飲む内視鏡検査をお願いしました。
個人的には、喉の局所麻酔のみで行ったのでとても苦しかったです。
あまり受けたくはありませんが、大事な検査ですので次回は、僕も麻酔をかけてやってもら
おうと思いました。
内視鏡・腹腔鏡検査は、低侵襲な検査として動物医療でもとても有用です。
そんな内視鏡・腹腔鏡について、実際の動画も含めて説明いたしました。
少し難しい内容も含まれましたが、飼い主様方もとても興味を持って聞いてくださいました。
【一生懸命、講義中】
そして最後に実際に当院で使用している内視鏡の実物を見ていただき、模型犬『MAX
君』を用いて、内視鏡を実際に見ていただきました。たくさんの人に見られな
がら内視鏡をする機会なんて普段全くないので、むちゃくちゃ緊張しました!
【緊張しながら内視鏡実演中】
内視鏡や腹腔鏡での検査は、決して万能な検査ではありませんので、超音波やレントゲン検
査などの検査を組み合わせ、苦手な部分を補うことでその真価を発揮します。
そんな内視鏡検査は、どこの病院でも行えるというわけではなく、検査機器が必要であること
はもちろん、その操作技術のトレーニングが必要になります。
当院では、各種内視鏡を備えており、日々技術のトレーニングを行っております。そのため
動物にとってより負担の少ない検査・治療の選択が可能になります。
盛況に終わった今回のペット塾ですが、飼い主様に向けたペット塾は定期的に開催しておりま
す。開催案内はHPや院内に掲示しますので、次回はぜひご参加ください。為になる&聴いて
楽しい内容をご用意してお待ちしております。